毎月、最後の週は、江戸時代後期の子どもたちが5・6歳になったら先ず初めに勉強したという『小學』という本を教えていただいています。
今月は「呂氏 童蒙訓」という本に書いてあることについてです。
「童蒙訓」というのは、「物事を知らない小さい子どもへの教え」という意味だと思われます。
「今日、一つのことを覚えて、明日も一つ記憶する」というように、毎日毎日、欠かさず長い時間、知識を蓄積していくと、自然にすべての事柄が繋がって、深く学問を究めることができるだろう。
毎日毎日、一歩一歩ってことですね。
「今日、一理を弁別し」、「弁別」とは、わきまえわかつこと。
例えば、自分のこの髪の毛から皮膚に至るまで、すべて、お父さん・お母さんから受け継いだものです。だから、用心して軽々しく傷めないように心掛けるべきである。それが孝行の初めだということを知る。
つまり、「親を愛する者は、どんな場合でも人を侮るようなことはしない。このような人が人の上に立つと、道徳的教化が広く国中に行きわたる。
「今日、一難事を行い」
これは「わあ、困ったなあ」という出来事を、今日必死に解決する。ということ。
自然に意思が堅固になって来る。
意思が堅固になる ということは、心がしっかりと定まって、動かないということです。
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