このコーナーでは話題のもの・流行っているものご紹介しています。一昨年は鹿児島にもたくさんのお店ができました「タピオカドリンク」や昔なつかしい「クリームソーダ」、去年は韓国発 ミルクの上にふわふわコーヒーがのったドリンク「ダルゴナコーヒー」、薬膳ドリンクとしても話題となった「白きくらげジュース」、健康 環境配慮した「植物性ミルク」などをご紹介しました。きょうは2022年注目のおしゃれドリンクをプロモートします。
“萌え層”ドリンク
“萌え断”(もえだん)=サンドウィッチやバーガーなどの切った断面が美しく「萌える」ものがここ何年か流行ってきましたが、ドリンクの世界では「“萌え層”=美しい層」がじわじわと流行ってきています。Instagramなどで#萌え層 と検索するとかわいい3層のグラデーションのドリンクの写真が出てきます。一番下に黒いタピオカ、真ん中に白いミルク、一番上に茶色の紅茶や鮮やかな緑色の鹿児島抹茶などがでてきます。私が飲んだグラデーションドリンクは白いナタデココと青のライチジュース、薄茶色の紅茶の萌え断ドリンクでした。
ターメリックラテ
ターメリック=秋ウコンとも呼ばれていて、カレーなどに使われるスパイスです。欧米でターメリックラテは人気となり、現在日本でもブームの兆しを見せています。ターメリックの色でドリンクが黄金色に見えるので、「ゴールデンミルク」とも呼ばれています。ミルク、シナモン、ジンジャーなどを原料としているので、体が温まり、この時期にぴったりです。簡単に作ることができるキットの販売やレシピも大手コーヒー店のHPに掲載されていますので、おうちでチャレンジすることもできますよ。
フレーバーソーダ
たくおさんもスタジオで飲んでいる炭酸水ですが、無糖カロリーもゼロのもので香りが付いた フレーバーソーダがコンビニやスーパーなどでもたくさん売られているんですよ。レモンやライム、ミントなどはよく見られますが、マスカットやピーチ、アセロラ、シークワーサー、コーラフレーバーなどもあります。最近は飲み物で砂糖をたくさん摂るのは控えているのですが、どうしてもコーラが飲みたいときがありました。コーラフレーバーのソーダは香りはソーダそのもの。味は砂糖が入っていない分、違う味がしましたが、それでも満足感がありました。
ノンアルコールカクテル
コロナ禍で注目され始めているのが「ノンアルコールドリンク・カクテル」です。飲食店でのお酒の提供が制限される中、お酒に代わる新しい選択肢として注目されています。飲料メーカーでもノンアルコールドリンクの新商品が登場しています。イギリス ロンドンでもブームとなっており、「モクテル(mock=似せた、cocktail=カクテル)」としてここ数年話題となっています。海外のミレニアル(1981-1996年生まれ)世代やZ(1996-2015年生まれ)世代には、心身の健康のために、お酒は飲めるけどあえてお酒を飲まない選択をする「ソーバーキュリアス(sober=酒に酔っていない、curious=興味深い)」と呼ばれるスタンスがあり、日本でもその考えも広まりつつあります。
お酒を飲まないというのは、少し寂しいような気もしますが、コロナ禍はもちろん、コロナ後も、体質的に飲めない人や車を運転する人などが選べる選択肢が増えることは楽しい場が増えることにもつながりそうですね。