コロナ禍でおうちじかんが長くなり、旅行もおでかけもできていませんが、旅行のスケジュールを立てたり、次どこに行きたいか調べて考えるのも好きなんです。きょうの山口プロモーションはみなさんの“妄想力”を掻き立てる「世界の珍しいホテル」をご紹介します。
ヴェルサイユ宮殿(フランス)
1682年にルイ14世が完成させた宮殿で、世界文化遺産に登録されています。バロック建築の豪華絢爛な建物と広大な美しい庭園は、フランスを代表する宮殿です。鏡の間ではヴェルサイユ条約が結ばれたと歴史の教科書でも学びましたね。そのヴェルサイユ宮殿で、敷地内で初となるホテルが開業。ホテルは複数のスイートルームを含む14室で構成され、オレンジやレモンなどの木がある「オランジェリー」と呼ばれる有名な庭園施設や、スイス人衛兵らが掘削した13ヘクタールもの鑑賞池「スイス人の池」を望む素晴らしい景観を楽しむことができます。左右対称に美しい幾何学模様を描く形で花や草が植えられています。
食事は有名シェフによるルイ14世をイメージしたフランス料理、そしてこの宮殿の住人であったマリー・アントワネットをイメージしたティーメニューも。特典で営業時間外の鏡の間を見ることもできます。宿泊費は1人1泊1700ユーロ(およそ22万8000円)!ヴェルサイユ宮殿に泊まることができると思えば安いのか、やはり1泊22万は高いのか…。
ミラーキューブ バードネスト ツリーハウス(スウェーデン)
スウェーデン北部のルレオ空港から車で1時間ほどの静かな森の中には周りを木々に囲まれたオシャレなホテルがあります。アルミニウムでできた全面ミラーガラスのキューブ状のホテルは、なんと宙に浮いていて周りの景色を反射し森に溶け込んでいます。建物の中は白を基調としたシンプルなデザインで寝室、ラウンジ、屋上にはテラスもあり、地上から客室までは、12メートルのつり橋を歩いて入ります。
同じ敷地内には巨大な鳥の巣のようなホテルもあります。枝をたくさん集めて造られたような形は、森の中に溶け込んだように自然に調和しています。地上から客室までは、格納式の階段で出入り。木の上に作られた巨大な鳥の巣のようで秘密基地にいるような体験ができそうです。どちらのホテルもお部屋の窓からは、美しい自然のパノラマビューを楽しむことができ、秋から冬にかけてはオーロラを眺めることができます。1人1泊4700スウェーデン・クローナ(およそ6万2000円)から。
アトランティス・ザ・パーム(ドバイ)
ターコイズブルーの穏やかな水面が美しいアラビア湾、そしてドバイの高層ビル群、異なるふたつの空間の間にあるのがこのアトランティス・ザ・パームというホテルです。伝説の大陸「アトランティス」をモデルにしていて、非日常を提供してくれるこのホテルのアンダーウォーター・スイートはゆったりと泳ぐエイやサメなどが65000匹の海洋生物が窓の外を悠々と泳いでいます。ヤシの木の形をした世界で一番大きな人工島、パーム・ジュメイラにあり、これぞドバイ!といったゴージャスさがあります。敷地内には水族館、大きなウォータースライダーのついたプール、古代アトランティスをモチーフにした海を泳ぐことができるダイビングも!価格は1泊3万3500ディルハム(およそ100万円!)
Hotel de Sal Luna Salada(ボリビア)
見渡す限り広大な白銀の大地、雨季には地面が鏡のようになり、空が反射する幻想的な映像をみたことがある方も多いと思います。南米のボリビア西部にある都市ウユニから車で1時間ほど、アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地「ウユニ塩湖」別名「天空の鏡」。標高およそ3,700mと富士山と同じくらいの高さ、広大な面積は岐阜県=10,620km²とほぼ同じだそうです。そんなウユニ塩湖の眺めを堪能できる「Hotel(ホテル ) de(デ ) Sal(サル ) Luna(ルナ) Salada( サラダ)」。なんと、建物は塩のブロックで作られているんです。建物内は塩の白色にマッチした地元の織り物で彩られ、とってもかわいらしいです。ちなみに塩のブロックでできているというお話をしましたが、劣化を防ぐために客がなめることは禁止されているそうですよ。
ウユニ塩湖は周りに何もないため夜は暗闇が広がり、標高が高いので星空がクリアに写り、星空観賞にもぴったり。 日本では眺められる地点が少ない南十字星の観察が人気なんだそうです。1人1泊1262ボリビア―ノ(およそ20000円)
妄想旅行は楽しんでいただけましたか。アフターコロナでこんなことがしたい、あんなところにいきたい、など考えながら過ごすのも悪くないのではないでしょうか。まだまだご紹介したいところがありましたので、第二弾もお楽しみに。