去年の今頃は鹿児島県平地でも雪が降りました。
寒かったり交通機関が麻痺したりと雪が降ると嫌だなあと思ってしまいがちですが、
今回は子供の頃に戻ったように雪の日を楽しむ方法をご紹介します。
また、雪の日の注意事項も。
<雪に倒れこんでみる>
雪がきれいに積もっているところを見ると倒れこんでみたくなるはず!
私も去年の1月鹿児島市で雪が降った1月24日(5年ぶり14cm)高麗町で人型を見ました(笑)ふわふわの雪の上に倒れこみ空を見上げるのも
雪が降ったときならではの楽しみ方ですね。(十分気をつけて!)
<♪雪だるまつく~ろ~>
雪が降ったらいつでも作れると思っていませんか?
実は雪だるまはスキー場のようなサラサラのパウダースノーでは作るのが難しいのです。
そしてある程度雪が積もった状態ではないと黒い雪だるまになってしまいます。
まんまるの雪だまを作るには調理器具のボウルを使うときれいに出来ますよ。
また、今では色々なキャラクターの雪だるま作っているのを目にしますよね。
<雪合戦>
雪合戦はなんと本格的なウィンタースポーツとなっているんです。
日本雪合戦連盟によって公式ルールが決められており、
コートの大きさやチーム編成(フォワード、バックスなどポジションもあります)、
雪だまの大きさや個数、勝利条件など細かい決まりがあり、
日本各地に会員がいて、公式大会を開いています。
<かまくら>
かまくらは作って遊ぶものというイメージがありますが
実は秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事なんです。
雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀ります。水の少ない地域で生まれた水神信仰と関係があるのだそうです。名前の由来はその形から「かまど蔵」と呼びそれが訛ったというものや、神様の場所「神座(かみくら)」からかまくらとなった説など様々あります。かまくらの中で甘酒やお餅をいただくなんて憧れですよね。
<クロスカントリースキー>
スキーやスノーボードは皆さんもやったことがあるかもしれませんが。
歩くスキーと言われるクロスカントリースキー。今では道具のレンタルなどが充実していて、
太陽の光を浴びて輝く樹氷や新雪、
起伏に富んだ木々の間を進み景色を楽しむことが出来ます。
スキー用具でももちろん楽しめますが、板をつけない西洋かんじき(接地面を広くすることで重さを分散し雪の上でも歩けるというもの)「スノーシュー」を長靴につけると、どんな雪の上でも簡単に歩くことができます。
雪の日に気をつけてほしいこと…
雪の日を楽しんでもらうため、雪の日に気をつけてほしいこともご紹介します。
まずは雪かきをしっかりしましょう。
歩道の雪かきは凍結を防ぎ、安全に歩行することが出来ます。
また、大雪の日は屋根の雪下ろしも必要です。
雪道の歩き方のコツですが歩幅を狭くし足の裏全体でしっかり体重をささえテンポ良く歩くことです。ペンギンをイメージして歩きます。
スニーカーは滑りやすいので底がゴムの靴や滑り止めの器具をつけたり工夫しましょう。
車はチェーンかスタッドレスで。
ノーマルタイヤにチェーンよりはスタッドレスのほうが良いそうですので、
雪のよく降る地域へ行った際はスタッドレスをおすすめします。
いつもより時間にゆとりを持ち車間距離も2倍は空けましょう。
そして、水道、トイレの水抜きも氷点下4度以下になる日にはしましょう。
蛇口をあけ水抜き栓をやレバーを回し水が出なくなるまで出します。
雪を楽しめる時期はあっという間に終わってしまいます。
雪が降ったときには楽しめる遊び心と、ゆとりを持ちたいと思います。
※北海道のスキー場(占冠)にて、
2014年 3月に撮影。