「セ・パ交流戦」
プロ野球ファンのみなさん、2017年度プロ野球セ・パ交流戦がまもなくスタートしますね。
今年の試合日程は5月30日(火)~6月18日(日)といよいよ来週の火曜日から。
今回の山口プロモーションではセ・パ交流戦の楽しみ方、
今まで、そして今年のセ・パ交流戦の注目対決などご紹介していきます。
セ・パ交流戦とは
日本のプロ野球セ・リーグとパ・リーグの球団が対戦する交流戦試合のことです。
統一ルールは予告先発制度を採用、パ・リーグだけで採用されている指名打者は、
パ・リーグ球団の主催試合のみで採用となっています。
過去の振り返り
2005年から始まった交流戦は、人気のセ実力のパという言葉を聞いたことがありますが、
12年の中11年パ・リーグの勝利数が多いです。また、交流戦の優勝はソフトバンクが6回、
ロッテ、ジャイアンが2回、オリックス、日ハムが1回となっています。
昨年の振り返り
2016年は、ソフトバンクが13勝4敗1分で歴代最高勝率で優勝しました。上位6チーム中5チームが
パ・リーグと強さを見せつけました。(結果的にはパ60勝、セ47勝1分)セ・リーグで唯一上位に食い込んだ広島はその後、25年ぶりのリーグ優勝を成し遂げます。その広島で特に注目を集めたのは、鈴木誠也選手。6月17日、対オ戦4-4で迎えた延長12回にサヨナラ2ランホームラン、18日も2点を追う9回にサヨナラ3ランホームランを放ちました。2試合連続サヨナラ本塁打は史上10人目の快挙、流行語の「神ってる」の語源となる試合でした。
今年の注目対決
様々な視点から注目対決を選ぶことができますが、今回は因縁の同級生対決を選びました。
山岡泰輔(オ・16ドラ1)vs田口麗斗(巨・13ドラ3)
2013年、高校3年生時に広島県大会決勝で対戦したプロ注目、広島県を代表する両投手でした。新庄高校の田口投手と瀬戸内高校の山岡投手は共に延長15回を0点に抑え、0-0の引き分け再試合に。
再試合も投手戦になり0-0でむかえた8回裏に瀬戸内高校が先制点をとり、9回を山岡が抑え1-0で瀬戸内高校が甲子園出場を決めました。
プロになってからの2人は
田口投手:昨シーズンは開幕からローテーションに入り、チーム唯一2桁勝利。今シーズンも21日対De戦で完封し、4勝1敗とチームを牽引。防御率は1.60で菅野投手に次ぐリーグ2位。
山岡投手:甲子園で明徳義塾と対戦し好投するも一回戦敗退。しかし、山岡投手の投球を見たダルビッシュ投手がTwitterで呟いたことにより注目度が上がりました。2016年ドラフト1位でオリックスに入団。4月13日にプロ初登板。ここまで、0勝4敗だが、6試合登板し防御率3.38と好投している。このように、高校時代甲子園出場をかけて戦った二人がプロになり、戦うことになるかも!とわくわくしています。
交流戦初日5月30日(火)は
日本ハム VS DeNA 札幌ドーム 18:00-
楽天 VS 巨人 koboパーク宮城 18:00-
西武 VS 広島 メットライフ 18:00-
ロッテ VS 阪神 ZOZOマリン 18:15-
オリックスVS ヤクルト 京セラD大阪 18:00-
ソフトバンクVS 中日 ヤフオクドーム 18:00-
となっています。MBCラジオ MBCエキサイトナイターなどで、
交流戦の期間ももちろん試合の模様はお伝えしますのでお楽しみに!!
レギュラーシーズンでは2~3週間でありえない、最下位から1位浮上の“下克上”があり得るのが交流戦。
今日の山口プロモーションを聴いて、プロ野球ファンはもちろん、ファンではない方もセ・パ交流戦興味を持って楽しんでもらえると嬉しいです。
【その他、個人的に注目の対戦!】
WBC組の対戦 菅野智之(G)vs中田翔(F)
日本代表のエース対日本代表の主砲の対決
菅野:WBCでは3試合に先発。1次ラウンド、オーストラリア戦では4イニングを4安打1失点でゲームを作り先発の役割を十分に果たしました。2次ラウンド、キューバ戦では4イニングを4失点で期待に応えられなかったものの、準決勝のアメリカ戦ではエースらしい投球をみせました。メジャーリーガー相手に6回1失点(しかも、エラーによる出塁だったので自責点はゼロ)という素晴らしい投球。
今シーズンも絶好調で3試合連続完封し、連続無失点を27イニングまで伸ばしました。6勝もセ・リーグ1位。
中田:6試合に先発出場し、3本塁打8打点の活躍をしています。オーストラリア戦では、
1-1で迎えた7回に勝ち越しソロホームランを打ち勝利に導きました。
続く中国戦でも2ランホームランを放ち、オランダ戦でもホームランと3試合連続本塁打を記録。
勝負強さを見せつけました。
今シーズン、4月は不振に苦しみましたが、5月は打率.300、3本塁打と復調。日本代表の主力、そして同級生対決に注目したいです。
千賀滉大(SB)vsバレンティン(S)
WBCベストナイン同士の対戦
千賀:WBCでは4試合に登板し、11回1失点防御率0.82で大活躍。
お化けフォークを武器に16個もの三振を奪いました。
特に、アメリカ戦では4者連続三振を奪いその名を轟かせました。
今シーズンも5勝とエースとしてチームを牽引。
バレンティン:WBCでは打率.615、4本塁打、12打点で三冠王。オランダの4番として出場し、4強進出に貢献しました。メジャーリーグのスカウトからも注目を集め、今シーズンも7本塁打でチーム1位。WBCで一躍スターになった両者の対決は楽しみにしたいです。
菊池雄星(L)vs筒香嘉智(De)
同級生対決。ちなみに91年生まれ。
レアード(F)vs野村祐輔(C)
2016タイトルホルダー対決。パ本塁打対セ最多勝。
糸井嘉男(T)vsオリックス投手陣
昨季までオリックスに在籍。古巣対決。
岩瀬仁紀(D)vs井口資仁(ロッテ)
現役最年長対決。共に74年生の42歳。
野口 たくおさん(巨人ファン)のセ・パ交流戦
・セリーグの選手しか見慣れていない中、パリーグ各球団の選手を見る事が出来、新たな感動を覚えることが出来る。オールスターのお祭りモードではないガチモードのダルビッシュ、マー君を見た時はシビレタ。最近では大谷翔平選手。
・パリーグが圧倒的に強い交流戦。セリーグファンとしては、いかに負けを少なくするかが鍵。この交流戦期間はゲーム差が簡単に縮められるし、逆に拡げられる時期なのでペナントレースの中でもかなり重要な時期になる。
・思い出の試合は2013年のヤフオクドームで生で見た「ホークス 対 巨人」戦。
ぶっちゃけ「日本シリーズかっ」ってくらいの盛り上がりでした。
また、ドームで飲むビールが美味しすぎて勝敗は全く覚えてない。わっはっは!
平山 琴実さん(ソフトバンクファン)のセ・パ交流戦
・パ・リーグが圧倒的に強い。
「人気のセ、実力のパ」と言われていたが、今は「人気のパ・実力のパ」であることを実感できる。
「セ界の終わり」と言われるように、セリーグの貯金が無くなる事態が発生するのが交流戦。
平山的分析→指名打者制度があるので、投手が打席に立たないのもパの投手が強い要因ではないか。
また、パは普段から移動距離が長い(北海道から九州まで)ためセ・リーグは交流戦の移動がキツいのかもしれない。
・ホークス戦の楽しみ方
おととしトリプルスリーを達成した柳田悠岐(やなぎた ゆうき)選手は、
広島出身で最近はあまり公言していないがカープファンである。カープ愛が強いからなのかカープ戦では
大暴れの大活躍。昨年は2016.6.3は黒田投手からホームランを打って、本当に嬉しそうでした。
・去年までホークスで活躍した、中継ぎの森福が巨人に移籍してしまったので
ホークス戦での登板があるのかも見どころ。