「春スイーツ」
まもなく4月、朝晩の気温も上がって春らしくなってきました。個人的には、平日の朝6時30分から放送の「モーニングスマイル」を担当していますので、明るくなる時間が早くなったこと嬉しく思います。(朝が早いたくおさんもそうですよね。)元旦と比べると45分ほど早くなっています。今回は食べ物から春を感じたいと思い、鹿児島でも食べられる「春スイーツ」ご紹介していきます。
さくらフレーバー(甲突川沿いのソメイヨシノはまだですが・・・)
・サーティーワンアイスクリーム「さくら」
さくらもち風味のフレーバーのアイス、さくら餡のようなソースに桜の葉も使用されています。練りこまれた葉の香りがよく、甘さが引き立つ塩味で和やかなひと時を感じられそうです。
・コンビニスイーツ
ファミリーマート「桜のひとくち大福」
ファミリーマートの常温和菓子にさくらフレーバーが仲間入りしています。一口サイズのさくら風味の大福が4つ入っています。さくら風味のこしあんがさわやかで、パッケージにも桜模様の透かしが入っていてかわいいです。
セブンイレブン「マシュマロ食感!さくらクリーム大福」
セブンイレブンではほわほわ食感でさくらクリームの大福が登場しています。さくらの風味香るさくらクリームを、マシュマロ食感の大福生地で包んだ洋風大福です。口コミでは半分凍らせて「雪見だいふく風」にする食べ方が流行っているようです。
ローソン「ウチカフェダックワーズサンドさくらストロベリー」
ローソンからはさくら味のアイスとさくら風味のストロベリーソースをダックワーズ挟んだデザートです。ダックワーズははアーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子のこと。サクッと、フワッとダックワーズならではの食感とさくらアイスとフルーティなストロベリーソースがぴったりです。
お取り寄せスイーツ
・桜咲くさくらゼリー(秋田県 榮太楼)
明治16年創業の老舗菓子補「榮太楼」の宝石のようなゼリーです。丁寧に手摘みされ、塩漬けにされた桜の花が、シロップ漬けにされてから、一輪ずつ形を整えられふんわりとさくらの香るゼリーの中で綺麗に咲いています。見た目の美しさにもこだわっていて、4回の選別を行って品質の確保をしています。プレゼントにも自分のご褒美にもぴったりのお取り寄せスイーツです。
・トゥンカロン(stunning Leo スタニングレオ 通販限定)
韓国発祥の「トゥンカロン」はタピオカの次に流行るといわれているスイーツで、女子高生などの間でとても人気なんだそうです。韓国語で太っているマカロンという意味のトゥンカロンはコロンとした見た目で色もカラフル、フルーツが挟んであったり、立体的なデザインであったりととってもSNS映えします。
鹿児島 春スイーツ
・灰汁巻き
干した竹の皮にもち米をくるんだ「ちまき」、鹿児島の5月の節句に欠かせないものです。一晩、あくにつけたもち米を竹の皮で包みあくを加えた水で3~4時間炊き込みます。あくの成分のおかげで日持ちがよく、秀吉の朝鮮の役には島津軍はこの「灰汁巻き」を持参したという説もあり歴史ある郷土食・郷土菓子のひとつです。(鹿児島県HPより)
・かからん団子
小豆やヨモギを使った団子を、香りの良いサンキライの葉で包んだ鹿児島の郷土菓子。5月の節句に欠かせない「あくまき」の相棒の団子です。中の団子はさつまいもをふかしていれる場合や、奄美地方では黒砂糖を入れることもあるそうです。団子を包む葉によってかからん団子、けせん団子(シナモンの葉を使う。父が好きです。)などと呼ばれ、地域で使われる葉の種類や枚数も変わります。いずれも春を感じさせる、あっさりとした甘さが特徴です。(ぐるたびHPより)
棘のあるサルトリイバラの茎を触らないようにと言う「かからん(鹿児島弁で”触らない”)」から葉を「かからん葉」と言い、「かからん団子」となったと言われています。この葉には殺菌作用があるので、団子も傷みにくいそうです。もう一つ、「かからん」は「病気にかからん(かからない)」という言葉にもかけられているようです。(日本ガスの料理レシピより)
鹿児島の郷土菓子は食べたことがありましたが、どのように生まれたのか、なぜこの名前なのかなどは初めて知りました。新型コロナウイルスの影響で春のおでかけというのも人込みを避けたりと行先などを含め考えるのが難しいところですが、おやつ、スイーツから春を取り入れてみてはいかがでしょうか。