毎月 最終週にお送りしています「山口プロモーション」。このコーナーは、世の中で流行っているもの、話題のものをご紹介するコーナーです。
Z世代向けのマーケティング支援などを手がける株式会社AMFによる2022年1月から6月までのトレンドをまとめた「2022年上半期の流行語大賞」このコトバ部門 第1位は、「平成レトロ」。平成一桁生まれの私としては平成がレトロになってしまったことに驚きました。レトロ=懐古的であること、古いものを好むこと、懐古趣味、また、そのさまということで、平成に流行ったものはもう「古い」という認識なんですね。
ただ、古いといわれながらも「2022年上半期の流行語大賞」コトバ部門 第1位ですので、また流行ってきているということでもありますね。流行は繰り返すといいますが、もう青春時代のものがもう一度流行る時期に来たのかとしみじみ感じました。きょうの山口プロモーションは「平成レトロ」についてご紹介します。
Y2Kファッション
Y2K(わい・つー・けー)ファッション=Year2000(1000=K キロ)は日本のみならず欧米など世界でブームとなっています。厚底ブーツやスニーカー、ミニスカート、ルーズソックス、へそ出しなどのタイトTシャツ、実は2022年にも身につけている若者が多いんですよ。10代の子たちはルーズソックスやニーハイブーツは新鮮、脚が長く見えそうでいいんだそうですよ。
ギャルピース
手を前に出しピースを逆さに手のひらを上にしたポーズ、ギャルピースが先ほどのランキングのモノ部門3位にランクインしていました。このギャルピースはTiktokで火がつき 「今一番流行りのポーズ」と女子中高生から高い評価を得ています。また、韓国でもこのポーズは流行っていて、日本で流行したギャルピースが韓国に渡り、時を経てまた日本に逆輸入されたとも言われています。
カセットテープ
カセットテープは昭和からあるものですが、平成レトロの中にも入っていました。触れ合ってこなかった世代にとっては「斬新なデザイン」「ダウンロードとは違う音質がいい」など、カセットテープはデジタルの次の新しい音楽の聴き方と捉えている若者もいるんだとか。レディー・ガガやジャスティン・ビーバーもカセットで楽曲の販売もしています。
フィルムカメラ
今では誰もがスマートフォンを持っていて、カメラもデジタル一眼レフが主流となっていますが、Z世代の中ではフィルムカメラが今 話題となっています。枚数に制限があり、確認ができない、撮りなおしができない、画質はデジタルに劣るのがワクワク感やノスタルジーな雰囲気となり良いのだそうです。
今月、MBCでも放送がスタートしました「東京リベンジャーズ」も主人公が平成中期にタイムスリップするというお話(主人公・花垣武道は同じ世代)平成のファッションや文化が再び様々な媒体で取り上げられることが多くなっていて嬉しいですね。