このコーナーは私山口真奈が、流行っているもの・話題のものをご紹介するコーナーです。きょうは12月11日、クリスマスが近づいてきていますね。私も火曜日には長島町サンセットの丘まで「夜の花畑」の中継に行きましたが、天文館公園や指宿のフラワーパークかごしま、鹿児島中央駅前などのイルミネーション、そしてお店のクリスマスディスプレイを見るとワクワクしますよね。きょうは、ワクワクするクリスマスまでをもっと楽しく過ごすことができる「アドベントカレンダー」ついて紹介します。
アドベントカレンダーの“アドベント”とは?
アドベントとは、ラテン語の「到来」という意味の言葉が由来と言われています。キリスト教において、イエス・キリストの降誕(こうたん)を待ち望む期間のこと。日本語では待降節(たいこうせつ)、降臨節(こうりんせつ)、または待誕節(たいたんせつ)といい、教派によって呼び方が違います。つまり、クリスマスに向けての準備期間、12月25日に最も近い日曜日から数えて4週間前からなので、2021年は11月28日から12月24日までです。
アドベントカレンダーとは
19世紀初頭のドイツで誕生。アドベント、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使われる窓のついたカレンダーです。12月24日まで窓を毎日ひとつずつ開けていき、中には写真やイラスト、詩や物語の一編、チョコレートなどのお菓子、ツリーを飾るオーナメントなどが入っています。ノルウェーやデンマークなど北欧の国では「ユール(クリスマスという意味)・カレンダー」と言います。
さまざまなアドベントカレンダー
チョコレートなどお菓子のアドベントカレンダー
スタジオにも準備し、たくおさんに開けてもらいましたが、雪の降る街に色鮮やかなクリスマスツリーやオーナメント、そしてかわいらしいサンタ・クロースが描かれた箱には、1から24と書かれていて、1日ひとつずつ扉を開いていきます。なかにはどんなお菓子が入っているのか毎日ワクワクしますね。
化粧品ブランドのアドベントカレンダー
2021年注目のアドベントカレンダーのひとつに化粧品のアドベントカレンダーがあります。中にはリップやファンデーションなどメイクアイテムに 化粧水、美容液など基礎化粧品、ハンドクリーム、フレグランス、ネイルカラーなどが入っています。憧れのブランドの化粧品を少しずつ試すこともできますし、クリスマスらしいゴージャスなデザインにゴールド、シルバーのキラキラがあしらわれたカレンダーはお部屋に飾っておくだけで気分が華やぎます。
インターネット上のアドベントカレンダー
アドベント、クリスマスまでの期間に同じお題で1日1人1記事投稿し、およそ25人でリレーするという企画です。「アドカレ」とも呼ばれています。プログラミング関連のコミュニティーサービスの「Qiita(キータ)」「Adventar(アドベンター)」での企画が有名で、毎日興味のある分野の様々な人の記事を読むことができる、自分の記事も締め切りがあり書く意欲にもつながり、読んでもらいやすくなる、楽しいなどの参加する利点があります。
このほかにも自分で中身を入れることができる数字が書いてある引き出し型のアドベントカレンダーなどもあり、オリジナルアドベントカレンダーを作ることができます。繰り返し使うこともできますので、SDGsにもつながりますね。まだまだたくさん出かけようという気にはなりませんが、おうちで楽しむクリスマスの工夫をしてみてはいかがでしょうか。