「日本一の食べ物」
日本一大きな“芋煮”(山形県山形市)
東北地方の秋の風物詩といえば「芋煮会」です。以前番組の中でもお話しましたが、この芋煮会は、家族や友人と河原などで鍋を囲み、芋煮と呼ばれる鍋を食べるものです。日本一の芋煮フェスティバルというイベントが山形市で毎年開催されているのですが、この会には直径6mの大鍋に里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6トンを使用し巨大な芋煮を作ります。重機を使ってかき混ぜる姿など圧巻です。
日本一大きい“コロッケ”(静岡県三島市)
静岡県三島商工会議所青年部は2010年7月、設立15周年を記念し「日本一大きいコロッケ」を作りました。三島市内の公園で、直径2.55メートル、重量400キロ、約2000人分の巨大コロッケをクレーンでつり下げ巨大な鉄鍋に入れ揚げました。この日使用されたじゃがいもは三島市内の小学生120人が育てたものでした。
日本一大きい“お好み焼き”(大阪府大阪市)
大阪市中央区の大阪城公園で、大阪府内の44社2団体がつくる「上方の粉文化を考える協議会」が世界最大のお好み焼きづくりに2002年11月挑戦しました。直径約8メートル、厚さ3センチ、重さ約1.6トン、約5000人分のお好み焼きはキャベツ400個、卵約4300個、豚肉約90キロが使用され、2つ用意された巨大な鉄板の片方に生地を流し込み、もう片方を上にかぶせ、クレーン車2台を使ってひっくり返しました。
日本一大きい“ライスバーガー”(京都府木津川市)
今年3月19日、木津川市中央体育館で開催された木津川市の市制10周年を祝う「日本一フェスタ」では、来場の市民と日本一大きいライスバーガーを作りました。地元の特産である山城産の筍18キロ、米36キロ、鶏肉40キロ、水菜15キロを使用し、完成したライスバーガーは直径1.5メートルにもなりました。
日本一長い“流しそば”(鹿児島県志布志市)
2017年9月3日、志布志中学校「おやじの会」では、日本一長い“流しそば”に挑戦しました。中学校の正門をスタート。長さ142メートルの流しそばを製作し、志布志市の特産品「志布志の夏そば」を流しました。無事にゴールまで流れ着き、おやじの会のメンバーをはじめ、参加した児童や先生と達成を喜びました。
日本一長い“恵方巻き”(鹿児島県志布志市)
2017年1月29日、志布志町の商業施設サンポートしぶしアピアで、日本一長い恵方巻きづくりに挑戦しました。海苔約900枚、酢飯約180キロ、卵焼き約680本、桜デンブ約10キロ、キュウリ約120本に加え、志布志市特産のハモの蒲焼約30キロなど具材を使用。約250人の参加者が全長133メートル10センチの恵方巻きを、声を合わせて巻き上げました。
日本一(世界一)速い“流しそうめん”(神奈川県相模原市)
2014年8月神奈川県相模原市で流しそうめん世界大会が行われました。世界記録時速36キロメートルを超えるそうめん流しをしようというイベントです。リニアモーターカーの10分の1、時速50キロメートルを目指したこの大会は相模原市制60周年のイベントだったそうです。流す麺は特製の“リニア麺”リニアモーターカーと同じ流線型で、ぬめりが少なく高い水圧に耐えられるものです。竹の角度は30~35度、長さ14m、麺を高圧洗浄機で一気に押し出して流します。記録は時速50キロメートルには届きませんでしたが、全力で走るウサイン・ボルトと同じ時速40キロメートル、世界記録達成となりました。
このほかにも様々な日本一がありました。みなさんの身の周りにも日本一の食べ物があるかもしれませんので、
ぜひ探してみて下さい。また、鹿児島県には(特に志布志市に)日本一のものが多くて驚きました。