鹿児島マラソン2018スペシャル!
今週の「松木スポーツ!」は「鹿児島マラソン2018スペシャル!」と題して、見事連覇を果たした飛松佑輔選手(日置市役所所属・市民ランナー)と、いつも「松木スポーツ! 食堂・KAGO食」でお世話になっているKAGO食スポーツの田畑綾美さんをスタジオにお迎えしてお送りしました。
見事連覇を成し遂げた飛松選手はレースを振り返り・・・
「自分は暑さに弱いので…実は去年の方が条件が良かったと感じていたのですが、今後の課題が暑さなんだと改めて思いました。これまでの人生で一番きつかったレースだったというのが、正直な感想です。
そんな「厳しさ」のなかで、沿道の応援、いまの職場(日置市役所)の方や、以前の職場の鹿児島城西高校の先生方や生徒たちの応援があって、厳しさと苦しさを乗り越えられました。鹿児島マラソンは、本当に沿道の応援が近くて、歩道側も往路の選手側もハイタッチ出来そうな距離ですからね😄
連覇の掛かったこの大会までの1年は、本当に色々なことが変わりました。
例えば周りの方の応援だったり、ライバルの目線だったり・・・。優勝者として追いかけられるプレッシャーから緊張もあって、レース前のアップのときに吐き気がして、走っているときも「後ろから追われている」と思ったら何度も吐き気がしてました。
レース前半を振り返るとずっと一人旅で、中間点を過ぎて時計を見たとき、自分の持っている大会記録(2時間15分32秒)を更新ができるかもと思いました。
ただ後半、陽射しも強くなっていく中で給水に失敗してしまって苦しくなってしまったんです。給水カップ・スペシャルボトルを手に出来なかった瞬間は、思わず「あっ!」と口に出てしまいました。
その中でも、2連覇2連覇!と思いながら足を動かし走りきりました。
これからは、去年自分が出した記録を更新し、14分台・13分台と縮めていって、将来的には2時間12分02秒の鹿児島県記録を更新したいと思っています。」と、疲れた表情も見せずに、話して下さいました。
そんな、飛松選手のようなトップランナーにも、一般のジョガーの方にも大切なのが、レース後のリカバリー!マッサージやお風呂などはもちろんのこと「食」の面からのアプローチも大切なんです。
そこで、鹿児島のスポーツを「食」の面から支える活動をしている「KAGO食スポーツ」の田畑綾美さんに、「リカバリー」を前提としたお話を聞きました。
Q.リカバリーにピッタリの「食事」とは?
使ったエネルギーを補うこと、ボロボロになった筋肉を修復すること、負担が掛かった内臓を整えることがポイントになります。
その上で、ご飯などをしっかり食べて糖質を補うことは疲労回復の面で重要になってきます。なかでも、より消化吸収をよくするために(内臓が弱っているな・・・と感じたとき)は、お粥などがおススメです。
また、疲労回復には「豚肉」がおススメです。
豚肉に入っているビタミンB1がエネルギーを使うのに必要なビタミンになるのですが、それを大会で消費してしまっていますので、補わなくてはいけません。しかも、消化が良い形を考えると、「しゃぶしゃぶ」・「蒸し料理」がより効果的かも知れませんね。
今夜は、特にそういうメニューをおススメします😁
Q.今夜だけでいいんですか?
実は、体を「修復」する動きというのは、その日の夜だけではなく続いていくので、数日間は集中的に、バランスの良い「主食」・「副菜」を考えて朝・昼・晩のメニューを考えて行くことが大切なんですよ。
「ランナー」と「食」って、とても密接な関係にあるんですね!
来年につながる取り組み、あなたもチャレンジしてみませんか?