上位対決制し今季最長12連勝 鹿児島レブナイズ
終盤戦を迎えているバスケットボールB3リーグ。3位以上を確定させている鹿児島レブナイズは3月30日と31日、ホーム県体育館で6位横浜エクセレンスと対戦しました。
【GAME1 3月30日】
県体育館での動員記録を更新する2689人が入場した第1戦。高さのある横浜を相手にレブナイズは森田や中島の3Pなどでリード。しかしファウルに苦しんだ2Qに逆転を許し、3Qには一時最大8点ビハインドに。しかし5点を追う4Q、ディフェンスの強度を上げると松井、藤田の3Pで追い上げ、終盤にはゲインズJrの連続3Pでついに逆転。県体育館が大歓声に包まれる中、フリースローも確実に決めたレブナイズが、89-84で勝ちました。
☆鹿児島 24 18 19 28 | 89
★横浜EX 20 25 21 18 | 84
#23 ゲインズJr:22得点・12リバウンド
#11 森田:16得点
#31 ロート:5得点・11リバウンド
【GAME2 3月31日】
連日の県体育館記録更新となる2784人が詰めかけた第2戦。1Qから松井が2本の3P。2Qには激しいディフェンスから流れを引き寄せ、藤田のドライブや武藤の3Pなどで41-33で前半を折り返します。しかし3Qに多くのミスを誘われると53-54と逆転。ところが4Q開始直後、長尾のスピードあるドライブで逆転し、ゲールのバスケットカウントと2本に3Pで一気にリード。終盤横浜も3Pなどで食らいつきますが、82-77で勝利。今季最長の12連勝としました。
☆鹿児島 18 23 12 29 | 82
★横浜EX 19 14 21 23 | 77
#23 ゲインズJr:15得点
#5 ゲール:12得点
#9 藤本:6得点・5アシスト
◆カレロHC『予想していた通り難しい試合だった。高さとフィジカルのある相手だったが、私たちは40分間しっかりエナジーをもって戦うことができた。途中アップダウンはあったが、自分たちのスタイルの試合運びができた。この難しい試合に勝てて良かった。後押ししてくれた会場のたくさんのファンに感謝している。シーズン通して非常に成長し続けている。まだ2位になる可能性はあるので、次の湘南戦に集中して考えていきたい』
◆武藤キャプテン『チームとしていい状況だと感じている。本当にたくさんの方に応援いただき支えられてバスケットができていることに感謝している。準決勝でホームの皆さんの力を借りられるか借りられないかは非常に大きいので、何としても掴み取りたい。昨年悔しい思いをしたので、プレーオフへ向けて気持ちを強く持って戦っていきたい』
◆松井『前半戦で苦戦した相手に連勝できたことは、チームとしての成長を感じている。相手は中を固めてくるので3Pを打つ機会が多くなるとコーチから言われていた。その準備ができていて、決めることができたのは良かった。言われたことを遂行するレベルが上がってきている。そこがいい結果に繋がっていると思う』
次節はレギュラーシーズン最終節。3位鹿児島レブナイズは、プレーオフ圏内8位の湘南ユナイテッドBCと、4月6日・7日に西原商会アリーナで対戦します。
【B3リーグ 2023-24シーズン順位表】(第25節・4月2日現在)
1 福井 44勝4敗 .917 ※PO進出
2 香川 38勝10敗 .792 ※PO進出
3 鹿児島 39勝11敗 .780 ※PO進出
4 埼玉 34勝16敗 .680 ※PO進出
5 徳島 30勝20敗 .600 ※PO進出
6 横浜EX 29勝21敗 .580 ※PO進出
7 東京U 26勝22敗 .542
8 湘南 27勝23敗 .540
9 立川 26勝24敗 .520
10 東京Z 23勝27敗 .460
11 八王子 20勝30敗 .400
12 品川 20勝30敗 .400
13 岡山 18勝32敗 .360
14 岐阜 17勝33敗 .340
15 山口 16勝34敗 .320
16 三重 15勝35敗 .300
17 豊田合成 14勝34敗 .292
18 金沢 6勝36敗 .143
【リーダーズ】(レブナイズ関係 4月2日現在)
<得点>
9位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均17.94
<3P成功率>
3位 ティム・ゲール 39.29%
<スティール>
3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均1.78