延長の激闘制し連勝 鹿児島レブナイズ
バスケットボールB3リーグはレギュラーシーズンの3分の2を消化。18チーム中3位の鹿児島レブナイズは、前節終了時13位のトライフープ岡山と対戦。月曜火曜というイレギュラーな日程にも関わらず、ホーム西原商会アリーナには多くのブースターが詰めかける中、レブナイズは連日の接戦をものにして連勝しました。
【GAME1 2月12日】
3連休最終日の夜でありながら3,105人が観戦した第1戦。序盤から高いシュート成功率で得点を重ねるレブナイズは、2Qまでに14アシストというチームバスケットで49-31と大きくリード。3Qにやや差を詰められる場面もありましたが、最後まで主導権を渡さなかったレブナイズが87-73で勝ちました。
☆鹿児島 27 22 22 16 | 87
★岡山 20 11 27 15 | 73
#34 リチャードソン:23得点
#23 ゲインズJr:15得点・13リバウンド
#11 森田:9得点・5アシスト
#5 ゲール:6得点・6アシスト
【GAME2 2月13日】
平日夜開催の中、1,503人のブースターが集結した第2戦。前日同様厳しいディフェンスでスタートダッシュに成功したレブナイズですが、2Qに相手の3Pなどで追い上げられ、43-40で後半へ。3Qに一時15点差をつけますが、4Qに一気に追い上げられ、残り2.8秒、相手の3Pで82-84となり、場内に悲鳴が響き渡ります。しかし絶体絶命の中、中島が残り0.4秒でファウルをもらい、フリースロー2本を決めて84-84で延長戦に。延長では211cmの大黒柱ロートがリバウンドにシュートに獅子奮迅の活躍。リングを破壊しかけるダンクに場内も沸き、104-97でレブナイズが連勝を修めました。
☆鹿児島 27 16 25 16 20 | 104
★岡山 13 27 20 24 13 | 97
#31 ロート:18得点・14リバウンド
#11 森田:16得点
#34 リチャードソン:14得点
#23 ゲインズJr:13得点・6アシスト
#5 ゲール:11得点
#9 藤本:10得点
◆カレロHC『いい時間帯もあったが悪い時間帯もあった。ミスが多く相手に走られてしまい、安定した試合ができなかった。しかし最終的に勝てたのは良かった。中3日での福井戦となるが、自分たちがやることは変わらない。まずはしっかり休んで準備をしたい』
◆中島『出だし良かったが2Qでかなり点を取られてしまったことが、相手がカムバックしてきた要因だと思う。うちはメンバーの入れ替わりが激しいので、一人一人がやる仕事を明確にしてチームで戦う時間帯をもっと増やさないと思った試合だった。次はプレーオフの順位もかかっている非常に大事な2試合。自分たちはホームで1敗しかしていない。相手は首位だが戦える相手だと思っているので、ホームのアドバンテージがあるので自信をもって臨みたい』
◆ロート『しっかりした入りは出来たが、途中規律が守れない時間帯があった。ただ、オーバータイムにまでもつれ込む接戦を勝つことができたことは、残りのシーズンやプレーオフでもこういう試合があると思うので、とてもいいことだと思う。昨シーズンのこの時期は、ベンチに座って応援することができなかった。コートに戻ってくるのは本当に大変で、いろんな努力をしてきたので、またこの鹿児島のコートに立つことは、自分にとってもとても重要で、しっかりいいプレーをみんなに見せたい気持ちがある』
なお今節の結果で、首位福井ブローウィンズがプレーオフ進出を一番乗りで決めています。
27勝9敗で3位キープのレブナイズは次節もホームゲーム。中3日という厳しい日程の中、2月17日と18日、サンアリーナせんだいで、リーグ新記録24連勝中で首位の福井を迎え撃ちます。
【B3リーグ 2023-24シーズン順位表】(第18節・2月13日現在)
1 福井 31勝3敗 .912 ※PO進出
2 香川 27勝7敗 .794
3 鹿児島 27勝9敗 .750
4 横浜EX 23勝13敗 .639
5 立川 22勝14敗 .611
6 埼玉 22勝14敗 .611
7 徳島 22勝14敗 .611
8 東京U 19勝15敗 .559
9 湘南 16勝20敗 .444
10 東京Z 16勝20敗 .444
11 八王子 16勝20敗 .444
12 岐阜 13勝23敗 .361
13 岡山 13勝23敗 .361
14 山口 13勝23敗 .361
15 品川 12勝24敗 .333
16 三重 11勝25敗 .306
17 豊田合成 9勝25敗 .265
18 金沢 4勝24敗 .143
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<3P成功率>
5位 ティム・ゲール 40.11%
<スティール>
3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均1.89