前日に丸坊主に　神村ナイン快勝で２年連続ベスト８　早瀬完投　正林は待望の初ヒット

８月１７日、全国高校野球選手権「夏の甲子園」の３回戦に神村学園が登場し岡山学芸館に７対１で勝利。２年連続のベスト８進出です。

前日の夜、髪を五厘に刈り込み気合を入れた神村ナイン。２年連続のベスト８へ、ここまで無失点の岡山学芸館と対戦しました。神村は初回、１アウト２塁から３番今岡がライトへタイムリーヒット。幸先よく先制します。

その後、同点に追いつかれますが、４回表。神村は岩下・上川床・木下の３連打で１アウト満塁とすると、「何としても点を取ろうと思った」と、藤田が押し出しのデッドボールを掴み取り勝ち越し。さらに、先発・早瀬もタイムリーで続き３対１とします。５回には、今大会ここまでノーヒットの４番正林が、１２打席目にして待望の初ヒットを放ち出塁。チャンスを作ると、６番上川床、８番藤田にタイムリーが生まれ、この回４得点。７対１とリードを広げます。

投げては、今大会初登板となった２年生早瀬が「スライダーがよかった」と尻上がりの投球で、打たせて取り１失点完投。先発全員安打の神村学園が７対１で快勝し、２年連続のベスト８進出です。試合後、１３０球完投の早瀬は「ずっと早く投げたいと思っていたので、先発を告げられ勝たせてやるピッチングをしたいと思った。次は四死球を減らしていきたい」と話しました。また、３打点と活躍した８番藤田は「今年のチームは日本一を目指しているので、次の試合も勝ち切れるように頑張る」と意気込みを語りました。

神村学園は１９日（月）の第４試合で大社（島根）と対戦します。