全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」2日目 県勢優勝続々 陸上では大会新で

かごしま大会 元栄孝典選手

鹿児島県で初の開催となる全国障害者スポーツ大会・かごしま大会は、2日目の29日、陸上で、鹿児島県勢が続々とメダルを獲得しました。
白波スタジアムで行われている陸上競技。前回28個のメダルを獲得した県勢は、初の地元開催となった今大会でも活躍を見せています。
上肢障害の部・50メートルには、霧島市の36歳、元栄孝典選手が出場しました。生まれつき右半身に麻痺があり、17歳で陸上を始めた元栄選手。接戦となりますが、最後は逃げ切り1着でフィニッシュ。大会新記録となる7秒92で、去年のとちぎ大会に続き連覇達成です。
(元栄孝典選手)「若い子たちに負けないという意思を持って走った。(家族に)メダル取ったぞと言いたい」
また、上肢障害の部・ソフトボール投げでは、日置市の小野裕喜選手が優勝を果たしています。
かごしま大会は30日まで開かれます。

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