かごしま国体 土日も優勝・表彰台ラッシュの一方で悔しさにじむ場面も

かごしま国体 馬術

かごしま国体、14日・15日も鹿児島県勢の優勝、表彰台ラッシュに沸きましたが、一方で悔しさをにじませた場面もありました。
【馬術】
霧島市で15日まで行われた馬術は、優勝ラッシュ。
少年自由演技・馬場馬術で日高凱斗選手。成年男子・国体大障害飛越で村岡一孝選手。成年女子トップスコアでは原田いずみ選手。少年ダービーでは原田いずみ選手の息子の璃空選手。そして、少年トップスコアで上村汀選手のあわせて5人が優勝しました。
(馬術・上村汀選手)「帰ってきた時にみんなが手を上げたので、優勝したと思いうれしかった。感謝の気持ちでいっぱい」
【自転車競技】
南大隅町で行われた自転車競技女子500mタイムトライアルでは、2児の母・山本さくら選手が36秒718の大会新記録で優勝。こどもたちもお祝いにかけつけました。
(子ども)「おめでとう」
(山本さくら選手)「かっこいいお母さんの姿が記憶に残ってくれればいいと思う」
【なぎなた】
枕崎市で行われた、なぎなた成年女子の演技の決勝では、川辺高校OGの田口真耶選手と秋葉笑里選手が東京と対戦。鹿児島が4対1で勝利し、連覇を果たしました。
(なぎなた成年女子 田口真耶選手)「秋葉を信頼してここまでやってきて結果が結びついた。ありがとうという気持ち」
【柔道】
鹿児島市で行われた成年男子・柔道の決勝戦で、鹿児島は茨城と対戦。次鋒・内村秀資選手の小外掛けで一本勝ち。結果は1勝1敗でしたが、内容で茨城を上回り、初優勝しました。
【弓道】
出水市で行われた弓道の成年男子の遠的は、決勝で石川と対戦。序盤はリードされましたが、終盤に逆転し優勝。少年男子は遠的、近的ともに3位でした。
一方、少年女子の遠的では、決勝で静岡と対戦。宮下美来選手と佐藤愛澄選手が満点となる10点を記録するなどして81対52で静岡をくだし優勝しました。
(弓道少年女子・佐藤愛澄選手)「一切の不安なく、決勝まで挑めた試合だったので楽しかった」
【陸上競技】
鹿児島市で行われた陸上競技。成年女子5000メートル競歩に出場したのは、開会式で選手宣誓もつとめた大山藍選手。いつもより速いペースで進んだレースについて行けず、悔しい4位でした。
(大山藍選手)「次の新たな大会に向けて、今回の悔しさを全てそこで発揮できるように頑張りたいと思います。」
また、高校1年と中学3年で争う少年男子B100メートルに、星峯中学校3年の安田夢雄生選手が出場。10秒66で準優勝を果たしました。
【サッカー】
志布志市で行われたサッカーの成年男子の決勝は、高知と対戦。1対1のまま延長戦でも決着せずPK戦となりましたが、4対5で敗れ、準優勝でした。

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