1年生チームの頂点に立ったのは? MBC旗争奪高校野球

(最後はエースがマウンドへ!)

試合経験の少ない1年生の技術の向上などを目指し、鹿児島県高校野球連盟とMBCが毎年開いているMBC旗争奪高校野球選抜1年生大会は、11月22日に最終日を迎えました。

26回目となる今年の大会には、鹿児島県内の59校47チームが参加。地区予選を勝ち抜いたチームなど14チームがトーナメント形式で頂点を争い、決勝には連覇で7回目の優勝を目指す鹿児島実業と2年ぶり4回目の優勝を狙う神村学園が対戦。

2回ウラに、相手のパスボールを見逃さずに先制した神村学園。試合の主導権を握ると、終盤は控えの選手も活躍します。8回ウラには代打・中村のセンター前タイムリーヒットで追加点を奪い、4対1とリードを広げます。
その直後の9回表。3点を追う鹿実は、2アウト1塁の場面で9番・ラストバッターの森山がレフトオーバーのタイムリーヒット。土壇場で1点を返します。さらに、鹿実がランナー2・1塁と一打同点のチャンスを作ると、神村はマウンドに、この日3人目となったエースの内堀を送ります。
息詰まる攻防を、最後はエースがしめて4対2。神村学園が2年ぶり4回目の優勝を果たしました。

試合後、優勝した神村学園1年生チームのキャプテン福田将大選手は「この勝利を胸に、2年後の夏、甲子園を目指して頑張ります。」と3年生になった時の自分たちの姿を、力強く語りました。

2020年 MBC旗争奪高校野球選抜1年生大会 決勝戦

鹿実 000 100 001 2 8H/1E
神村 011 001 01× 4 9H/3E

大会結果などはこちらから MBC特設サイト

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