初の大会6連覇! 神村学園が歴史を作る 高校サッカー県予選

MBCスポーツニュース
冬の全国大会出場をかけた高校サッカーの県大会決勝が、11月12日に白波スタジアムで行われ、神村学園が史上初の大会6連覇を果たしました。

決勝戦は大会5連覇中の神村学園と、かつて2度の5連覇を成し遂げている鹿児島実業。
両チームの監督がともに鹿実OBという巡り合わせの一戦に。

初の6連覇か、15年ぶりの決勝進出の勢いそのままに王座奪還か、鹿児島高校サッカー界の大一番にスタンドには4600人が駆け付けました。

立ち上がりから攻勢に出た神村ですが、鹿実も粘り強い守備で抑え前半はスコアレスで折り返します。
試合が動いたのは後半7分。
神村はJ1セレッソ大坂入りが内定しているキャプテン・大迫からのロングパスに、卒業後ドイツリーグに進む福田が反応すると、体の強さを生かしてのシュートで先制。

勢いに乗った神村は、後半16分。西丸のパスを途中出場の1年生・名和田が押し込み2対0とリードを広げます。
それでも、このまま試合が終わるかに思われた後半28分。
鹿実は原口のロングスローの流れから途中出場の3年生・牧野が狙いすましたシュートをゴール左隅に決め、今大会無失点の神村ゴールから1点を奪います。
鹿実はその後もロングスローから神村ゴールに迫りましたが、最後まであと1点が奪えず。そのまま2対1で試合終了。
神村学園が初の大会6連覇で10回目の優勝を果たしました。
試合後、神村学園の大迫塁キャプテンは「まずは優勝したので仲間たちと喜びを分かち合って、また明日からは全国に向けた準備があるので切り替えて頑張りたい。選手権で鹿児島県勢は最近上に行けていないので、自分たちの代で歴史を作って後輩たちにバトンパスをできるように頑張る」と笑顔で話しました。
全国高校サッカー選手権はは12月28日に首都圏で開幕します。

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