夏休み最後の試合で「痛すぎる」敗戦 鹿児島ユナイテッドFC

明治安田生命J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCは8月28日、ホームでFC今治と対戦し、まさかの敗戦。
夏休み最終日に首位との差が広がり、後続には詰められる…痛すぎる結果になりました。

ここまで、J2昇格圏内・2位のユナイテッドFCは、9戦負けなしで6位と好調のFC今治と対戦。新型コロナの影響で、前節からスタメンを8人も入れ替えた今治でしたが、前半30分までに2ゴール。

リードを奪われたユナイテッドFCは、ここでキャプテンの広瀬が選手を集め、声を掛けます。
「球際など相手の方が動けていたので、もっとやろうと話をした」と広瀬。すると、前半31分。初スタメンの山口からロメロにつなぐと、最後は有田が3試合連続のゴール。1点を返し1対2とします。

ユナイテッドFCは、このゴールで流れを取り戻したかに思えましたが、その4分後。
自陣深い位置でボールを奪われると、今治のインディオにハットトリックとなるミドルシュートを決められ、前半だけで3失点。それでも、フリーキックから再び1点差に詰め、2対3で試合を折り返します。

ユナイテッドFCは、ハーフタイムに選手2人を入れ替え流れを変えにかかります。
しかし後半8分。カウンター攻撃を浴び、今季ワーストとなる4失点。その後、三度1点差まで詰め寄るも反撃はここまで。

両チーム合わせて7点が生まれた試合で、1度もリードを奪えず3対4で敗れたユナイテッドFC。
次節以降にも不安が残る痛すぎる敗戦になりました。

かろうじて得失点差で昇格圏内の2位をキープしたユナイテッドFC。
しかし、首位のいわきとの勝点差は「4」に広がり、3位の松本には勝点44で「並ばれ」ました。
さらに、7位の藤枝は2試合消化が少なく、場合によっては勝点で並ばれる”痛すぎる”結果になりました。

ユナイテッドFCの次の試合は9月3日(土)、アウェーで11位のアスルクラロ沼津と対戦します。
なおこの試合では、ここまで全試合スタメン出場だった木村が、今節のレッドカードの影響で出場できません。

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