障害者の祭典へ準備進む 「鹿児島・佐賀 エールプロジェクト」


「全国障害者スポーツ大会」が鹿児島・佐賀と2年連続で九州で開かれるのを前に、両県のアスリートが合同練習会を開いて交流しました。

鹿児島と佐賀の合同練習会は、国体と全国障害者スポーツ大会が、鹿児島県で2023年、佐賀県では2024年と、2年連続で九州で開かれることから開催県が連携を図る「鹿児島・佐賀 エールプロジェクト」の一環で行われたものです。

8月20日に両県から障害者アーチェリー競技の選手7人が鹿児島市に集まり、合同練習会が開かれました。
選手たちは、30メートル先と50メートル先の的めがけて矢を放ち、「障害者スポーツの祭典」とも言われる大舞台への意気込みを新たにしていました。

佐賀から参加した男性は、「いろいろな人とも会えるし、恵まれた環境で練習できて良かった。代表入りしてベストを尽くしたい」と笑顔で語りました。
また鹿児島から参加した男性は、「県民の皆さんも障害者がスポーツしている姿を見て、頑張っているなと理解してもらえたらありがたい」と話してくれました。

全国障害者スポーツ大会(かごしま大会)は2023年10月に県内各地で開かれます。
各競技の出場選手は、2023年5月と6月に行われる予選会などで選考されます。

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