U20世界陸上で銀メダル獲得! 大山藍選手・10000メートル競歩
20歳以下の選手による陸上の国際大会「U20世界陸上」の10000メートル競歩で、鹿児島女子高校2年の大山藍選手が、銀メダルを獲得しました。
コロンビア・カリで行われたU20世界陸上。
現地時間の5日に行われた、10000メートル競歩には、鹿児島女子高校2年の大山藍選手が出場。
身長151センチと外国人選手に比べ小柄な大山は、初めての国際大会ながらも序盤から先頭集団で積極的にレースを引っ張ります。
メキシコの選手の後ろにつけ、2位でラスト一周に入った大山。残り300メートルでピッチを上げ先頭に立つと、そのまま最後の直線に。最後の最後まで先頭をキープしていた大山ですが、ゴール直前でメキシコの選手にわずかに交わされ、100分の9秒差で銀メダル。
それでも今大会で日本人1号、鹿児島県勢としては史上初の銀メダル獲得の快挙となりました。
大山選手はレース後、「最後の最後まで競るとは思わなくて予想外の結果になり悔しいがいい経験ができたと思う」と振り返りました。
なお、男子10000メートル競歩に出場した、鹿児島工業高校3年の下池将多郎選手は、44分48秒45で17位でした。