鹿実が初戦快勝! 「花園」全国高校ラグビー
12月27日に高校生ラガーマンの聖地「花園」で開幕した全国高校ラグビー大会。
県代表の鹿児島実業は、初戦を快勝し2回戦進出を決めました。
2年連続21回目の出場となる鹿児島実業は、近畿大学附属和歌山(和歌山代表)と対戦。
立ち上がりこそ押されるものの前半9分、右サイドに大きく展開した後、パスを受けたフランカーの伊藤がフェイントで相手をかわし、先制トライ。コンバージョンキックも決め鹿実が勢いに乗ります。
すると前半16分。スタンドオフ山口が相手陣営22mライン付近から絶妙なパントキック。それにフルバック伊知地が反応し、追加点となるトライを上げると、前半だけで5トライ。33対0とリードを広げます。
後半に入っても攻撃の手を緩めない鹿実は、富田監督が「スターバックス」と語るバックス陣がトライを重ねます。守備面でも最後まで集中を切らさずに無失点で抑えます。結局10トライを奪った鹿実が68対0で快勝し、2回戦進出を決めました。
悲願の「正月越え」へ…。鹿実の2回戦は12月30日(木)午後2時30分から花園ラグビー場(第2グラウンド)で行われ、過去5回の優勝を誇る国学院久我山(東京第1代表)と対戦します。