花園への「もう1枚」の切符 全国高校ラグビー大会

高校ラガーマンの聖地・花園への「もう1枚」の切符をかけた戦いが、11月23日に大分で行われ、県大会2位の鹿児島工業が挑みました。

大分で行われた「オータムチャレンジトーナメント」は、100回記念の全国高校ラグビー大会で設けられた特別枠「九州ブロック代表」を決める戦いで、福岡を除く九州・沖縄7県の2位チームが、1枚の切符をかけて争いました。

(特別枠「九州代表」での花園を目指し激突!)

鹿児島工業は、1回戦で沖縄の読谷、2回戦で宮崎の日向に勝利し、決勝に進出。
対戦相手は長崎南山高校でした。
立ち上がり鹿工は、強みのフォワードを中心に相手陣内で前進しゴールラインまで5mに迫りますが、マイボール時の反則でトライできません。すると、相手のフォワード・バックス一体となったスピードに乗った攻撃を止められず、前半だけで4トライを許します。

26点を追いかける後半。鹿工は相手の攻撃を粘り強く止めながら前に出ます。
そして後半14分。ゴールラインまで15m、得意のマイボールラインアウトからモールで前進。何度も練習してきた形でインゴールに近づくと、最後は、途中出場の3年生・和田が押し込み1トライ返します。

(後半 自分たちの「強み」を生かして1トライ返した鹿工)

意地を見せた鹿工でしたが、相手の攻撃を抑えることが出来ず5対57で敗れ、憧れの「花園」へは、手が届きませんでした。

県代表として鹿児島実業が出場する「全国高校ラグビー大会」は12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕予定です。

 

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