鶴田選手が女子200mで日本一に! 日本陸上選手権

10月3日までの3日間、新潟県で開かれた日本陸上選手権の女子200メートルで、鹿児島市出身・南九州ファミリーマート所属の鶴田玲美選手が、初出場で初優勝を果たしました。この種目での優勝は県勢40年ぶりの快挙です。

陸上競技のトップ選手が集う日本選手権。初出場の鶴田選手は100mと200mの2種目に出場。
大会初日に100m予選・準決勝を突破し、大会2日目の決勝に挑みました。苦手のスタートを上手く決めるも離され、終盤追い上げますが、トップから0秒17遅れの11秒53で2位。初出場の大会での2位にも笑顔は少なく、レース後には悔しさを露わにした鶴田選手。
翌日の200m決勝で、イメージ通りの走りを見せます。

ライバルは、5レーンスタートで100m決勝で敗れた兒玉芽生選手(福岡大学3年)。鶴田選手は、兒玉選手のアウトレーン・7レーンでスタートを決めリードを奪うと、持ち味の中盤から後半の走りで2位以下を寄せ付けず23秒17で初優勝。日本最高峰の舞台で自身の持つ県記録を0秒64も縮め、日本歴代3位の記録で日本一に輝きました。

鶴田選手はこれからについて「今年の結果に満足せずに、いままで通り支えて下さっている会社の方や家族に感謝しながら、自分の出来ること、やるべきことを少しづつ積み重ねていき、最終的にはさらに自己ベスト更新だったり、3年後になった「かごしま国体」やオリンピックを目指していきたい。」と思いを新たにしていました。

(大会前の取材風景 笑顔でインタビューに答える姿が印象的な鶴田玲美選手)

 

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