久し振りの連勝で4位に浮上! 鹿児島ユナイテッドFC
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは9月8日にホームでヴァンラーレ八戸と対戦。
一度追いつかれながらも追加点を奪い、勝利し順位を暫定4位に上げました。
台風10号の影響で、当初より2日遅れた形での開催となった第14節。ここまで5位につける鹿児島ユナイテッドFCは11位のヴァンラーレ八戸をホームに迎えました。
試合は開始早々動きます。前半2分にユナイテッドFCは、ゴール正面でボールを持ったMF田辺からの柔らかい浮き球での縦パスにFW馬場が反応。シュートチャンスにGKに倒されてPKを獲得すると、馬場が自ら落ち着いてゴール左隅に決めて先制します。これで勢いに乗ったユナイテッドFCは、相手の反撃を抑えながらチャンスを作りますが、追加点にはつながりません。すると前半29分には、八戸の左サイドの選手の思い切ったシュートがDFに当たりコースが変わるという思わぬ形で、同点に追いつかれてしまいます。
後半、「追加点」を奪いたいユナイテッドFCは立ち上がりからチャンスを作ります。さらに金監督がFW馬場に代わり萱沼をピッチに送るとチャンスが生まれます。後半22分に、右サイドの米澤からのクロスボールにゴール前でその萱沼が相手DFを連れてシュートモーション入ったことでルーズボールが生まれ、酒本が滑り込みながら押し込み追加点。この日が誕生日の酒本のゴールでユナイテッドFCが再びリードを奪います。
この後も、攻めの姿勢を崩さなかったユナイテッドFCは、交代で入った選手も含め最後まで集中したプレーを見せ2対1で勝利。1か月半ぶりの連勝で勝点を伸ばし、暫定4位に浮上しました。
試合後、金鍾成監督は「試合内容は苦しい部分もあったが、上位チームとの勝点差を詰めることに意味があった。決めないといけないところで決め切れていない部分が多かった。」と厳しく試合を振り返りました。
ユナイテッドFCの次の試合は9月13日(日)、アウェーで福島ユナイテッドFCと対戦します。