バレーボール・新鍋理沙選手が現役引退

霧島市出身でロンドンオリンピック・女子バレーボール銅メダリストの新鍋理沙選手が現役を引退することが分かりました。

これは所属チームが6月20日に発表したものです。新鍋選手は霧島市出身で、小学生の頃からバレーボールを始め、鹿屋中央高校時代にはインターハイ優勝も経験。卒業後はVプレミアリーグに所属する久光製薬スプリングスで活躍し、日本代表にも召集されました。
特に2012年のロンドンオリンピックでは、サーブ・レシーブでチームをけん引し、日本代表として28年ぶりとなるメダル獲得に貢献しました。

新鍋選手はチームを通して引退に寄せるコメントを発表しました。
「この度、現役選手としての活動を引退することを決めました。小学校1年生から始めたバレーボールは、私にとって生活の全てでした。そのバレーボールの現役を引退することにまだ実感が湧きません。久光製薬スプリングスに入団して11年間、苦しいときも楽しいときもありましたが、大好きなバレーボールを続けることができました。それもこれも支えていただいた皆様のお陰です。
学生時代にバレーボールを指導していただいた恩師、いつも練習に付き合ってくれたチームスタッフ、ボールを繋いでくれた仲間、何より全国の会場で声援を送っていただいたファンの皆様、本当に沢山の方々のご指導とご声援に支えられバレーボールを続けてくることが出来ました。そのすべての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」

なお新鍋選手は今月末に会見に臨み、正式に引退を迎えるということです。

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