県勢初の表彰台 冬季国体スケート競技

青森で行われた冬季国体スピードスケート競技で、県代表の小林寛和選手が県勢として初めて表彰台に立ちました。
「かごしま国体」での天皇杯獲得に向けて県勢に勢いをつけました。

1月29日に開幕した冬季国体スケート競技。県勢で唯一出場したのが長野県出身で東洋大学卒業後に県体育協会に所属した小林寛和選手(22)。去年春から、鹿屋体育大学で自転車競技部とともに「陸上」でのトレーニングに励むなど今年の冬季国体に備えてきました。

大会最終日の2月2日に行われた成年男子1000m決勝。準決勝を組の3位で通過した黒のキャップの小林選手はスタートダッシュに成功し、レースをコントロールします。

思い通りのレース展開で見事3位に入った小林選手、冬季国体では県勢として初めての表彰台に上がる快挙となりました。

レース後、小林寛和選手は「最初から行こうと思っていたので、決まってよかった。スケートを続けるチャンスを鹿児島県にもらえたので、入賞という形で少しでも恩返しが出来たなら良かったと思う。」とほっとした表情で話しました。

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