神村学園が3年ぶりの準決勝へ 高校女子サッカー
高校女子サッカー日本一を決める大会は、1月6日に3回戦が行われ、2005年以来の優勝を目指す神村学園がベスト4をかけ準々決勝に臨みました。
兵庫県で開催中の「全日本高校女子サッカー選手権大会」。九州第1代表の神村学園は、関西第2代表の大商学園(大阪)と対戦。
開始早々、先制を許してしまった神村学園は、今大会初めて追いかける展開となりますが慌てませんでした。前半24分にはコーナーキックからの流れの中でPKを獲得し、キャプテンの菊池が落ち着いて決め、同点に追いつきます。これでリズムが出た神村は、さらにサイド攻撃が活性化。前半32分には桂のミドルレンジからの球が直接ゴールネットを揺らし逆転、試合を折り返します。
後半、反撃に出る相手に対しゴール前で落ち着いた守備を見せた神村。試合終了間際には、ゴール前へのスルーパスを受けた途中出場の近藤が得点し、3対1で勝利した神村学園が3年ぶりの準決勝進出を決めました。
試合後、菊池まりあキャプテンは
「一番長い冬にしようと、みんなで言っているので、最後笑って終われるようにしたいです。」と笑顔で話しました。
神村学園は1月7日(水)の午前11時から決勝進出を掛けて関西第3代表の大阪学芸と対戦します。