荒竹選手(鹿屋工業2年)が優勝! インターハイ・ボクシング

自分の形に持ち込んで、ヒットを重ねる荒竹選手(赤)

高校生アスリートが頂点を目指し熱戦が続く「南部九州総体」。
今大会に入って初めて、県勢が日本一に輝きました。

8月3日に、宮崎市で最終日を迎えたボクシング競技。一番軽い階級・ピン級の決勝に進出したのは、大会連覇を狙う鹿屋工業2年の荒竹一真選手と、大阪代表で興国高校2年の尾崎優日選手です。

ボクシングでも「友人」と荒竹選手が語り、過去に対戦経験もあり、互いに手の内を知るなかでの試合は、尾崎選手が間合いを詰め、荒竹選手は得意な形に持ち込めません。
それでも、ラウンドが進むにつれ自分らしさを取り戻した荒竹選手。近い距離ではボディーに、また、間合いを作ってからはポイントにつながるパンチを確実に決め、3ラウンドを戦いきります。

結果は、判定勝ち(ジャッジ3-2)で連覇を達成した荒竹選手。
それでも、自分のボクシングに納得がいかず、試合後は涙を見せました。

荒竹一真選手は試合後、「自分らしいボクシングができなかった。応援してくれる人の前でこんな試合を見せてはいけない。次の大会・茨城国体では、誰が見ても「勝った」と思ってもらえるボクシングで勝ちたいです。」と、更なる成長を誓いました。

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