上野みなみ選手が表彰台に 自転車全日本選手権
6月27日に静岡で行われた自転車競技の「第23回全日本選手権個人タイムトライアルロードレース大会」女子エリートの部で、おおすみ・鹿屋を中心に活動する自転車のプロチーム・シエルブルー鹿屋の上野みなみ(うわの・みなみ)選手が、3位表彰台に立ち、笑顔を見せました。
今年の大会は、2020年東京五輪のロードレースのフィニッシュ会場であり、東京パラリンピックのロードレースのスタート・フィニッシュ地点となる、静岡県の富士スピードウェイ特設周回コース(1周13km)で行われ、女子は2周を走りきるスピードを争いました。
富士山の麓にあるサーキットが舞台となった今回のレースは、天気が変わりやすく、レース中にも幾度となく天候が変わるなかで行われました。
シエルブルー鹿屋の高宮監督によりますと、2年ぶりの出場となった上野選手は、コーナリングと登りの力が試されるテクニカルなコースで、1周目の中間計測では5位と出遅れたものの、1周目完了時にはペースを確実に刻み3位に浮上。その後は、淡々とハイスピードでコースを攻め続けて、42分05秒10の3位でゴールしたということです。
久々の表彰台・ポディウムに登った上野選手は笑顔を見せていました。
なお同じシエルブルー鹿屋所属で、今年チームに加入した原田裕成選手は男子エリートに出場14位、また山本さくら選手はパラサイクリング視覚障害者クラスBのパイロット(2人乗自転車の前に乗る、視覚障害者のサポート役)として出場し、山口乃愛選手とのペアで優勝しています。