前日の悔しさを晴らすため 県高校総体・卓球ダブルス
今年夏に鹿児島を中心に南九州4県で開催される「全国高校総体・インターハイ」出場をかけて熱戦が続く県高校総体。5月21日にスタートした卓球競技は23日にダブルスの決勝までが行われました。
男子ダブルスの決勝は、れいめいの前田・崎山ペアと鹿児島工業の井前・緒方ペアが対戦。両ペアは、前日の団体戦のダブルスでも対戦し、れいめいの前田・崎山ペアが勝利していました。
雪辱を果たしたい工業の井前・緒方ペアが第1セットを先手し、勢いに乗ると、第2セットでも激しいラリーを制し、流れは完全に井前・緒方ペアに。れいめいの前田・崎山ペアも第3セットに望みとつなげようと、一時、追い上げますが、工業の井前・緒方ペアのストレート勝ち。鹿児島工業が6年ぶりにダブルスでの優勝を果たしました。
試合後、緒方選手は「相手よりも先に先に攻めようという気持ちを、お互いが持っていたので、勝てたと思います。」と勝因を振り返り、井前選手は「ペアを組むのが残り九州大会とインターハイだけなので、悔いの残らないように、最後にありがとうという気持ちで解散できるように頑張りたいです。」と話していました。
一方、女子の決勝は鹿児島城西同士の対戦となり、榎谷・中元ペアが安田・豊田ペアに3対1で勝ち、優勝を決めました。
8月16日から鹿児島アリーナで行われる全国大会のダブルスには、男女とも、この大会でベスト4に入ったチームが出場します。