令和初の「女王」は、勝みなみ!
千葉県で5月5日までの3日間行われた、女子プロゴルフの「パナソニックオープンレディース」で、鹿児島市出身の勝みなみ選手がプレーオフを制し、優勝しました。
最終日をトップと2打差の7位タイでスタートした勝みなみ。前半4バーディーを奪い勢いに乗ると、Par5の最終18番ホール。セカンドショットをグリーン右に外し、第3打でも寄せきれず、いやな流れで残した3mのバーディーパット。これを沈めて、7バーディー2ボギーの5アンダーとスコアを伸ばし、先にホールアウトしていた賞金女王の経験もある全美貞選手とのプレーオフに持ち込みます。
18番ホールで行われたプレーオフ。勝負の分かれ目はセカンドショットでした。
第2打を「刻んだ」相手に対し、勝は、このオフのトレーニングを活かし2オンに成功。イーグルトライでカップ50cmまで寄せると、パーで終わった相手に対し、勝はバーディーパットを決め優勝。
混戦のなか、7位タイからの逆転で、しかもプレーオフを制し、通算3勝目。
「令和」初の「女王」に輝きました。
勝選手は優勝インタビューで「最終ラウンドの18番ホールでは、セカンドショットをグリーンに乗せられなかったので、プレーオフでは絶対に乗せようと思い乗せられたので良かったです。今シーズンの目標が『笑顔で楽しくまわる(ラウンドする)』ことなので、貫き通したいと思います。」と、力強く語りました。