「悔しい」 引き分け 鹿児島ユナイテッドFC

(田中奏一選手(中央)が 移籍後初得点も…)

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは5月3日、チーム最多タイとなる4連勝を掛けて、ホーム鴨池にAC長野パルセイロを迎えました。

時折、強い風が吹いたホーム・白波スタジアム。
GW後半戦初日は家族連れの姿も多く、4049人が応援に駆けつけました。

前半立ち上がり、風下のユナイテッドFCがやや押され気味のスタートとなると、セットプレーの場面で反則を犯しPKを与え、先制点を許してしまいます。

追いかけるユナイテッドFCは、流れるようなパスワークでサイド攻撃。
何度も相手ゴールに迫ると、前半17分に五領の技ありのパスに永畑が反応し、左サイドからクロスボールを供給。逆サイドで走りこんだDFの田中奏一が移籍後初ゴールを右に決め、同点に追いつきます。

後半は、ユナイテッドFCが風上ながらも、一進一退の攻防となります。
そんな中、30分には川森が自らペナルティーエリアの中に切れ込むと、倒されてPKを獲得。中央に豪快に蹴み、勝ち越しましたが、3分後に再び失点し2対2の同点。

勝ち点を1を分け合い、4連勝とはなりませんでした。

試合後、田中奏一選手は、「感覚的には、勝点3を落としたという気持ちです。悔しい思いが大きいです。」と話しました。
また、三浦泰年監督は会見で「悔しい反面、次への意欲に変えてやりたいと思う。」とすぐに、次の試合を見据えていました。

ユナイテッドFC、次の試合は3日後の5月6日(日)。
アウェー・富山でカターレ富山と対戦します。

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