ユナイテッドFC新体制発表
テーマは「勇猛果敢」。
2月24日の開幕で、サッカー・J2元年を迎える鹿児島ユナイテッドFCが新体制を発表しました。
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1月9日に鹿児島市で行われた新体制発表会には、今シーズンから指揮を執る金鍾成(キン・ジョンソン)新監督や11人の新加入選手らが出席しました。
昨シーズン所属した選手のほとんどが契約を更新するなか、チームを編成する登尾顕徳ゼネラルマネージャーは新体制について、「J3とJ2を比較したときに、ボールが持てる選手、高さ・スピード・判断力・強さのある選手を強化のポイントにおいて編成して来ました。鹿児島らしいサッカーで勇猛果敢なサッカーを展開してくれると思う。」と述べました。
このチーム強化のポイントを元に指揮する金鍾成新監督は、昨シーズンJ3・FC琉球を優勝に導いた経験や、ユナイテッドFCと対戦したときのイメージを振り返り、今後のチーム像について「対戦したときに、スタンドの雰囲気も含めて力があると感じたチームです。明日からのトレーニングで選手とも話し、特徴をより理解した上で力を引き出してチームを作っていきたい。選手のポテンシャルをいかに出し切るか、そのときにチームが強くなっていくと思うので、僕から『こういうチームを作りたい』という考えは、いまは持っていないです。」と述べ、これからの成長に期待を寄せました。
新加入選手の中には、鹿児島中央高校出身でJ1・名古屋グランパスから移籍してきた八反田康平選手もいます。
八反田選手は、「地元である鹿児島でプレーする喜びと、しっかりやらないといけないという責任感を感じているので、早くプレーをしたいなという気持ちです。」と決意を述べました。
この他、昨シーズン途中からチームに期限付きで移籍していた、霧島市出身の薗田卓馬選手や鹿児島市出身の牛之浜拓選手。
下部組織から昇格した野嶽寛也選手。
J1セレッソ大阪からは、ベテランディフェンダーの酒本憲幸選手や、昨シーズンJ3得点ランキング6位で12得点の米澤令衣選手など、
現時点で11人の選手が加入することになっており、既存の選手との融合がポイントとなるなか、それぞれが新シーズンに向け思いを新たにしていました。
鹿児島ユナイテッドFCは、1月10日に新体制で初練習を行い、2月24日のJ2開幕へ向け本格的に始動します。