神村学園が初優勝! 全国高校駅伝「都大路」

(フィニッシュテープを持ち帰れるのは、優勝チームの特権)

全国高校駅伝競争大会が、12月23日に京都市で行われ、女子の県代表・神村学園が25回目の出場で悲願の初優勝を果たしました。
女子で鹿児島県勢が優勝したのも、初めてです。

高校直距離ランナーの憧れ、通称「都大路」。
女子は、5区間21・0975キロで争われ、鹿児島からは、県代表で3年連続25回目の出場となった神村学園と、九州大会で3位に入って30回記念大会の地区代表枠(南九州)を獲得し、3年ぶり3回目の出場となった樟南が挑みました。
去年8位だった神村は、1区で3年生の平田歩弓選手が、前半先頭に立つ積極的なレースを見せ、トップと38秒差の6位でタスキをつなぎます。すると、2区・中須、3区・黒川、4区・木之下と1年生3人が粘りの走りを見せ、最終5区のケニア人留学生、カマウ・タビタ選手にトップと31秒差の5位でタスキを渡します。タビタ選手は次々に前の選手を抜き2.7キロ地点でついに先頭に立ちます。そして、そのまま区間記録に迫る区間賞の走りでそのままゴールへ。
1時間7分25秒で、神村学園が女子の県勢として初めての優勝を果たしました。

なお、女子の南九州枠で出場した樟南は14位。男子で初出場だった鹿児島城西は25位でした。

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