順調な仕上がりを見せた神村学園 高校サッカー

(攻撃的なサッカーを貫いた!)

いよいよ、高校スポーツの「冬の全国大会」のシーズンが迫ってきました。
神村学園では12月10日に壮行会が行われ、選手らが思いを新たにしていました。

いちき串木野市の神村学園で行われた壮行会には、冬の全国大会に出場する駅伝部や男・女サッカー部などが登壇し、全校生徒からエールが送られました。その中で、選手を代表して男子サッカー部の深港壮一郎キャプテンが、「いままで積み上げてきたものを全て出し切って、応援して下さる皆様に恩返しが出来るように頑張っていきたいと思います。」と決意を述べました。

そのサッカー部は、鹿児島市で9日に「力試し」となる試合に臨みました。
全国大会の岡山県代表・岡山学芸館との試合。立ち上がりから、神村らしい「攻撃的」サッカーで相手ゴールに迫ります。また、県予選決勝で3失点と苦しんだ守備では、前線から、相手にプレッシャーをかけ、互いにカバーするなど修正してきた姿を見せます。
すると、前半22分。山野からのパスに和田が粘り、最後は大高が技ありの1発。神村が先制します。
これで勢いに乗った神村は、4分後には和田のドリブル突破から最後は山野が決め、前半は2点のリードとします。
後半に入っても相手の決定機を押さえた神村学園。泥臭く得点を奪うプレーも見せ、3対0で完勝。
全国大会に向けて順調な仕上がりを見せました。

試合後、有村圭一郎監督は
「全国に向けて色々なことを試せたし、シミュレーションもしながら戦えたので良かった。守備の面では県大会決勝で3失点しているので意識していた。守備は、チーム全体として詰めて戦えるようにしていきたい。」と話しました。
また、全得点に絡む動きを見せた和田駿斗選手は、
「まだまだチャンスがあったので、5・6点取れる試合だったと思う。鹿児島県の代表として恥じないプレーをして、神村らしい攻撃的な、全員が攻撃に関わるような、見ていて楽しいサッカーをしたいと思います。」と、力強い表情で語りました。

神村学園の初戦は、12月31日。福島代表の尚志高校との対戦です。

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