J2につながる最終戦 ユナイテッドFC
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、12月2日にアウェーでSC相模原と対戦しました。
ワールドカップで4回、日本代表に選ばれたGK・川口能活選手の引退試合となり、完全アウェーの中、サポーターと一体となりJ3最終戦に臨みました。
試合前、会場に集まったユナイテッドFCのサポーターの中には、関東在住の県出身者の姿も多くありました。アウェースタンドの入場口にも列が出来るほどの応援のなかで始まったこの試合。
前半、リズム良くパスを回し相手ゴールに迫ったユナイテッドFC。ゴール前でチャンスを作りますが、なかなか決められません。
0対0で迎えた後半。立ち上がりの萱沼のチャンスも、引退試合で先発出場した川口に止められます。流れをつかめないユナイテッドFCは後半25分に赤尾がハンドを取られ、PKを与えてしまいます。先制を許したユナイテッドFCは、最後まで攻め続けましたが得点できず、シーズン最終戦を白星で飾れませんでした。
試合後、選手の目には涙も見えたこの日。
来シーズン、J2への決意に変えた試合となりました。
試合後、藤澤典隆選手は
「絶対に負けてはいけない試合だったので本当に悔しい」と、力強い目で短く試合を振り返りました。
また、三浦泰年監督は、
「これからへの課題が見つかった試合だった。これをこれからのレベルアップにつなげて欲しい。選手たちにはありがとうと伝えたい。」と柔らかい表情でシーズンを総括しました。
今シーズン、J3の32試合を戦った鹿児島ユナイテッドFCは、16勝7敗9分、勝点57の2位で終えました。
来シーズンは、J2リーグです。