ユナイテッドFC 知的障がい者チーム発足へ!
Jリーグの鹿児島ユナイテッドFCは、下部組織として、知的障がい者のサッカーチームを立ち上げることになりました。Jリーグ全54クラブで2例目の取り組みです。
この知的障がい者チームの発足は、11月8日に鹿児島市で開かれたチームの定例会見で、徳重剛球団代表が明らかにしたものです。知的障害がある人がサッカーをする環境を増やすとともに、2020年の全国障害者スポーツ大会・「かごしま大会」に出場する県代表チームの強化にもつなげたいとしています。チームの総監督に知的障がい者サッカー日本代表監督で姶良市職員の西眞一さんが就任します。
会見で、ユナイテッドFCの徳重剛球団代表は、
「サッカーをしたいという障害のある子供たちに、サッカーができる環境を作っていくことは、クラブとして大きな役割だと思っています」と設立の思いを語り、
就任する西眞一総監督は、
「情熱と愛情を持ってしっかりと選手と向き合いながら、彼らが自信を持って社会に貢献、活躍できるように、サッカーを通じて後押したいです。」とこれからへの抱負を語りました。
チーム名は「鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ」で、発足は来年2月1日。対象は13歳以上の選手です。今後は、トップチームの運営補助を行ったり、U-15・10の選手らと練習したりしながら、両者の社会参加や人格形成を促すことにもつなげていきたいとしています。
なお、Jリーグ全54クラブで知的障がい者チームを発足させるのは、J1横浜Fマリノスに続き2例目です。