今季初の3連敗で5位に後退 ユナイテッドFC

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、8月19日にホームで下位・12位の松本山雅FCと対戦しました。

サマーナイト大花火大会当日にも関わらず、今シーズンの平均観客数を上回る5374人が詰め掛けた、J2昇格の為にも負けられないホーム戦。ここ5試合で1勝4敗と4位に順位を落としたユナイテッドFCは、立ち上がりから集中していましたが、前半13分に守備が少し緩くなったところをつかれ、4試合連続で先制を許してしまいます。
その後、好調のサイド攻撃から何度も相手ゴールに迫りますが、ネットを揺らせません。

J2昇格圏との勝点差をこれ以上広げられたくないユナイテッドFCは、後半立ち上がりにPKを決められて2点を追いかける展開になると、試合終盤にサイド攻撃から相手ゴールに迫りましたが、「最後」の精度が上がらずに無得点。

結局0対2で敗れ、今シーズン初の3連敗。順位を5位に落としました。

試合後の会見で大嶽直人監督は「今までやってきたことを、やり続けるしかないと思う。得点するチャンスもありましたので。あとは、最後の部分でボールに気持ちを込めて、厳しい思いでゴールに向かって行く必要がある。守備でも、どれだけボールを奪いに行くか…一番ベースとなる所を、より意識を高くしてやっていくしかない。」と、これまでの戦い方を貫く姿勢を見せました。

また、出場していない広瀬選手に代わってキャプテンマークを巻く薩川淳貴選手は「失点だったり、負けて課題も多くあるなかで、そこは目を逸らさずに…正直振り返りたくないですけど、しっかりと現実を受け入れて次に向けてやっていくだけです。苦しいですけど、もっともっと高い要求をチームにしていかないといけない。監督からも高い要求がありましたが僕自身もどんどん高い要求をして、その倍以上にチームを前向きにさせるプラスの発言をしていきたいです。」とすでに次戦を見据えていました。

鹿児島ユナイテッドFCの次の試合は8月26日(土)。
アウェーで、最下位・20位のギラヴァンツ北九州との九州ダービーに臨みます。

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