復活への一歩! インカレ自転車競技・鹿屋体育大学

(3人1組で速さを競うチームスプリント 鹿屋体大のメンバー)

9月1日から4日までの4日間、南大隅町を中心に行われた「全日本大学対抗選手権自転車競技大会」。
通称・インカレの自転車競技。
鹿児島では10年振りの開催となったこの大会で、地元・鹿屋体育大学が復活への一歩を踏み出しました。

2016年には男女同時に総合優勝に輝いた実績も持つ鹿屋体育大学。去年のこの大会で女子が2016年以来、5年ぶりの総合優勝に輝くなど強豪復活を目指すなか、今年の地元開催を迎えました。

9月1日から3日までは、鹿児島県根占自転車競技場を舞台にしたトラック競技。
大会2日目に行われた、3人組で走り、1周ごとに選手が抜けていきながら最終タイムを競う「チームスプリント」で鹿屋体大の女子チームは成海・中西・年見組が1000分の1秒差を制し、ライバル日本体育大学に勝利。1分11秒045の大学新・大会新記録を樹立し優勝しました。
また、小谷・甲良・伊澤で組んだ男子も2位・表彰台にのぼりました(表彰式後の写真:上)

大会3日目に行われた「男子タンデムスプリント」。二人乗りの自転車で争うインカレにしかない種目で、息を合わせたペダリングが勝負のカギを握ります。そんな中、1か月前にペアを組んだ下山・香西組が見事2位に入りました。
また、二人組で交代しながら333mのバンク(競技場)を90周走る「男子マディソン」では、古谷田・伊澤組が半周差を逆転し優勝。鹿屋体大・男子チームとしては、2016年以来となる優勝をつかみました。

(男子マディソン優勝:半周差を逆転した古谷田・伊澤組)

最終日に行われたロード競技までを含めて、各競技の順位を得点化し争う総合優勝争いでは、男子が4位、女子は連覇ならずに2位となった鹿屋体育大学自転車競技部。
すでに来季に向けて、そして栄光の男女総合優勝に目標を定め動き出しています。

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