大島は明秀日立と対戦 センバツ高校野球

(オンラインでの抽選会に参加した大島高校の武田諒雅キャプテン)

3月18日に開幕するセンバツ高校野球大会の組み合わせ抽選会が3月4日に行われ、8年振り2回目の出場となる大島高校の初戦の相手は、関東王者に決まりました。

新型コロナ対策のため、オンラインで行われた今年の抽選会。
奄美市の大島高校では、部員らが大きなスクリーンで抽選の行方を見守るなか、全32校中、23番目に武田諒雅キャプテンが、くじを引きました。
結果は、対戦相手が決まっていない場所で、部員らは、どのチームが来るのか緊張の面持ち。

(対戦相手がどこになるか・・・祈る選手も)

そして対戦相手が決まると、選手らからは「お~!強いな!」と声がもれました。

大島高校の初戦は大会5日目の第2試合で、去年秋の関東大会優勝校・明秀学園日立高校との対戦に。
茨城県の明秀日立は、去年秋の公式戦9試合で68得点と強打のチームで、大野稼頭央投手を中心とした守備の大島との真っ向勝負となりそうです。

抽選会後、大野稼頭央投手は「打線がいいチームと聞いているので全員で1回戦に向けてしっかり調整していきたい。相手打線を研究するので、打者一人一人の特徴や弱点を上手くつかんでいきたい。」と初戦に向けて思いを新たにしていました。
また、別室で抽選に臨んだ武田諒雅キャプテンはチームメイトが居る部屋に戻って「目標の8強入りへ『死のブロック(=強豪ひしめくパート)を引いたな』と言われました。でも強豪校との対戦が本当に楽しみで、逆に皆が喜んでくれたので良かった。」と笑顔で抽選の感想を語りました。

日程が順調に進めば、大島高校は3月22日の午前11時半から、初戦に臨みます。

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