レブナイズ 連勝ストップも翌日勝利 B2昇格へ望みつなぐ

バスケットボール・B3リーグ、10連勝中で3位の鹿児島レブナイズは4日と5日、ビーラインスポーツパーク姶良体育館で4位岡山とB2昇格を占う大一番に挑みました。

4日の第1戦。試合は岡山の高さと強さに苦しみ、後半に最大14点差をつけられます。しかしあきらめないレブナイズは、試合残り4分半から怒涛の追い上げ。松崎、カニンガム、ゲインズの3点シュートなどで、残り9秒でついに逆転。ところが1点リードの残り0.5秒で岡山にシュートを決められ万事休す。87-88で惜しくも敗れ、連勝は10でストップしました。

(GAME1 チームハイタイ28得点と気を吐いた#7カニンガム)

翌5日の第2戦も序盤から激しい展開で、32-37と前半5点のビハインド。しかし後半ディフェンスから勢いに乗り逆転すると、川上の3点シュートや濱田のシュートなどでリードを広げ、77-67で逆転勝利。岡山に前日のリベンジを果たし、B2昇格を占う大一番を1勝1敗。昇格への望みをつなぎました。

(GAME2 3本の3ポイントシュートでMVPに選ばれた#77川上)

◆クルニッチHC『ディフェンスのゲームだった。エナジーあるディフェンスもそうだが、自分たちがどういうバスケットをしたいのかコート上で見せてくれたと感じている。GAME1は気が散っているようなイメージだったが、GAME2は自分たちに矢印を向けて集中してプレーができていた』

◆#7カニンガム『勝利はチームで掴んだ勝利。2日間非常に激しいゲームであったが、GAME2は自分たちのやるべきことをぶらさずにやりきり、接戦をしっかり勝ち切ることができてよかった。自分の役割を意識して臨んだゲームであったが、オフェンスでは常に積極的に点を取ることで貢献できたと思う。今のチームは誰が代わりに出ても全員が攻守でチームに貢献できる、それが今年のレブナイズの強さであると思う』

◆#77川上『自分たちのバスケットにフォーカスして戦うことができたことがGAME2の勝因。泥臭いルーズボールや思い切ったシュートなど自分にできることをやろうと思っていたので、結果的にチームにいい流れを持ってくることができてよかった』

通算22勝6敗で3位キープのレブナイズは、次節6位岩手と今月12日と13日にアウェーで対戦します。

【GAME1 2月4日】

★鹿児島 13 25 21 28 | 87

☆岡山  24 20 24 20 | 88

#7 カニンガム:28得点

#23 ゲインズJr:28得点

#15 濱田:5得点・9アシスト

【GAME2 2月5日】

☆鹿児島 21 11 22 23 | 77

★岡山  19 18 13 17 | 67

#15 濱田:19得点

#7 カニンガム:18得点・7アシスト・6ブロックショット

#32 武藤:14得点

#23 ゲインズJr:10得点

#77 川上:10得点

≪B3リーグ2021-22 順位表≫(第18節 2月6日現在)

1 長崎    28勝2敗   .933

2 A千葉   22勝4敗   .846

3 鹿児島   22勝6敗   .786

4 静岡    18勝8敗   .692

5 岡山    19勝9敗   .679

6 岩手    22勝12敗  .647

7 埼玉    19勝11敗  .633

8 アイシン  17勝13敗  .567

9 八王子   14勝12敗  .538

10 岐阜   11勝19敗  .367

11 横浜EX 11勝19敗  .367

12 山口   11勝23敗  .324

13 豊田合成  6勝26敗  .188

14 品川    3勝31敗  .088

15 金沢    1勝29敗  .033

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