ユナイテッドFC 4連勝で首位に迫る!
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、9月15日にホームでギラヴァンツ北九州に勝ち4連勝。
J2昇格圏内の2位をキープし、首位に迫りました。
3連休初日の「九州ダービー」とあって、鹿児島市の鴨池陸上競技場には5200人を超えるサポーターが駆けつけました。
試合開始直後から、ギラヴァンツ北九州の突破を許してしまった鹿児島ユナイテッドFCですが、GKのアン・ジュンスが好セーブを連発。ここから反撃に転じたユナイテッドFCは、サイド攻撃を仕掛けた田中奏一が、敵のハンドを誘いPKを獲得。これを新加入の中山雄希に託します。その中山がゴール右隅に移籍後初ゴールを決め、先制したユナイテッドFC。
後半も、粘り強い守備からセカンドボールを奪い、積極的に攻めますが、あと一歩のところで決めきれず追加点を奪えません。
終盤は、ディフェンス陣が体を張った守備を見せ、ギラヴァンツの猛攻に耐えたユナイテッドFC。
虎の子の一点を守りきり、4連勝で2位をキープし、首位のFC琉球に迫りました。
試合後、三浦泰年監督は
「最終ライン、ディフェンス陣が冷静に、落ち着いてプレーできた。苦しい試合だったが、勝ちきれたことが次につながると思う。」と話しました。
また、移籍後初ゴールとなった、背番号20番の中山雄希選手は、
「自分にとっては、大きな意味を持つゴール。これまでは得点を取れずチームに迷惑を掛けたので、これからはチームの勝利に貢献したい。」と、充実した表情で話しました。
これで、首位を走るFC琉球に、勝点差1まで迫ったユナイテッドFC。
9月22日に、アウェーでそのFC琉球と対戦し、およそ2ヶ月半振りの首位奪還を狙います。