6試合ぶりの無失点で8位浮上! ユナイテッドFC
J2再昇格の為に負けられない戦いが続く鹿児島ユナイテッドFCは、9月18日にアウェーで下位のガイナーレ鳥取と対戦し、6試合ぶりの無失点で勝利を収めました。
ここまで15チーム中9位につけるユナイテッドFCは、前節から先発メンバー6人を入れ替え、去年までチームを指揮した金鍾成監督が率いる14位のガイナーレ鳥取と対戦。
立ち上がりから一進一退の攻防となった試合が動いたのは前半31分。ユナイテッドFCはバイタルエリアでの細かいパス回しのあとのこぼれ球に反応したDFのフォゲッチが、ペナルティーエリアの外からダイレクトシュート。強烈な一発は相手ゴールキーパーのミスも誘い、来日2年目のフォゲッチがJ初ゴール。ユナイテッドFCが先制します。
1点リードで迎えた後半5分。ユナイテッドFCは、ディフェンスラインからのビルドアップのボールに、右サイドでボールを受けたフォゲッチが相手DFライン裏への、低く速いクロスボールを入れると、逆サイドを走り込んだ米澤がダイレクトで押し込み、リードを2点に広げます。
この後、積極的な選手交代を行った上野監督。追いかける鳥取の猛攻を落ち着いた守備で防いだユナイテッドFCは、6試合ぶりの無失点、2対0で勝利。アウェーで貴重な勝点3を積み上げ、順位を8位に上げました。また上位陣の対戦の結果、J2昇格ラインとの勝点差も7に縮まりました。
この日、1ゴール1アシストと活躍したフォゲッチ選手は、大好きな日本語で、
「みんなのサポートで、きょう初めてのゴールが取れました。ありがとうございます!頑張りましょう!」とゴールを振り返り、残り試合への思いを語ってくれました。
ユナイテッドFCの次の試合は9月25日。
ホームゲームでの約5か月ぶりの勝利と今季初の連勝を掛けて、上位のFC岐阜と対戦します。
なお、このホーム戦は新型コロナウイルス感染防止対策の関係で、キックオフ時間が午後6時に変更になっています。