恩返しとなる走りを! 陸上・鶴田玲美選手

(新開浩一コーチ(左)と鶴田選手 ともに歩んできた1年半は中身の濃いものに)

東京オリンピックの陸上・女子リレー日本代表に選ばれた鶴田玲美選手が7月4日に会見に臨み、初のオリンピックへの抱負を語りました。

「代表入りは日本陸連のHPで知りました。活躍している選手たちの名前の中に自分の名前があり正直うれしかった」と表情柔らかく代表内定の瞬間を振り返った鹿児島市出身で南九州ファミリーマート所属の鶴田玲美選手(24)。
この日に最終日を迎えた「県選手権陸上競技大会」の表彰式で令和2年度の最優秀選手賞も受賞し、大会終了後の会見で東京オリンピックへの抱負を語りました。

「鹿児島で練習を続けることを選び、支えて下さった方や県民の皆さんの応援があって、いまの結果があると思っています。東京オリンピックで走って、県民の皆さんに少しでも恩返しができる、元気や勇気を与えられる走りがしたいと思っています。」

またリレー競技という事で、「どこを走りたいか?」という記者からの質問には。

「走順はコーチ陣が決めることなので、何が必要とされるかをしっかりと理解して、自分に出来る走りをすることと、自分たちができる最高のバトンパスに向けて調整していくことが大切だと思います。」とチームに貢献する走りを誓いました。

予選スタートの号砲までは1ヶ月。
鶴田選手は、女子リレー代表5人中4人の「出走メンバー入り」を目指し、合宿などで調整を続けます。

東京オリンピックの女子400mリレーは、8月5日に予選が、翌6日に決勝が行われます。

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