アウェーで貴重な勝点3! ユナイテッドFC
監督不在と厳しい状況が続く中、リーグ戦の連敗は何としも避けたい鹿児島ユナイテッドFCは6月13日にアウェーでアスルクラロ沼津と対戦しました。
リーグ戦3分の1が終わって8位につける鹿児島ユナイテッドFCは、10位の沼津と対戦。
ユナイテッドFCは、立ち上がりからサイドを使った攻撃でリズムを作ります。すると前半35分、敵陣に入ってすぐの中央でボールを持った中原がスルーパス。抜け出した米澤が右足で落ち着いて決め、今シーズン5ゴール目。ユナイテッドFCが先制に成功します。
一点リードで迎えた後半も、得意のサイド攻撃から相手ゴールに迫ったユナイテッドFC。後半31分には、左サイドの五領からのクロスボールに逆サイドでフリーになっていた途中出場の山谷がヘディングシュートを決め、貴重な追加点を奪います。
一方、リーグ戦4試合連続失点と安定感に課題を残す守備面では、球際に厳しく、最後まで走り切り無失点に抑え試合終了。リーグ戦で5試合ぶりに完封勝利したユナイテッドFCが、アウェーで貴重な勝点3を手にしました。
試合後、試合を決める得点を奪った、途中出場の山谷侑士選手は
「左サイドから五領選手がいいクロスを上げてくれたので、ヘディングは枠に決めようと思い決められてよかった。」と素直に喜びを語りました。
また、暫定的に指揮をとり続けている大島康明ヘッドコーチは
「前半にしっかり先制点を取って、次の得点をどちらが取るか?が今日のゲームの肝だったかなと思います。これからもっと各自がリーダーになっていって、もっとメンタル的にタフになっていくのではないかと、きょうの試合終わって感じています。」と、チームにとって大きな1勝になったことを語りました。
8位をキープしたユナイテッドFCの次の試合は6月19日(土)。
今シーズン初のナイトゲームで、1つ上の7位につけるヴァンラーレ八戸をホームに迎えます。
順位を上げるためにも負けられない一戦です。