パパス監督が退任 後任は未定 鹿児島ユナイテッドFC

(2021年1月 就任会見に臨んだアーサー・パパス監督)

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、アーサー・パパス監督が5月28日付けで退任したと発表しました。

アーサー・パパス監督はオーストラリア出身の41歳で、J1の横浜F・マリノスのヘッドコーチなどを経て、今シーズンから鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任していました。ユナイテッドFCによりますと、オーストラリアにいる家族の体調が優れない中、コロナ禍で両国間の移動が自由にできないことを理由に、5月26日にパパス監督から退任の申し出があったということです。

パパス監督は「大好きな仕事を辞め、苦しむ家族のそばにいるという判断を下しました。私は監督として、これほどエキサイティングなサッカーをするチームを指揮し楽しんだことはありませんでした。また皆さんに出会えることを願っています。」とコメントしています。

これに伴い、スケンデロビッチ・ハースィンコーチの退任も発表されました。
なお、監督の後任人事は決まっておらず、5月30日に行われるJ3の第9節・長野戦(アウェー)は大島康明ヘッドコーチが暫定的に指揮をとります。

関連記事一覧