ユナイテッドFC ホームで今季初の連敗

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、5月15日にホームで藤枝MYFCと対戦し、痛い敗戦を喫しました。

この日は試合開始前から強い雨が降り、タフなコンディションの中で試合が行われました。
ここまで2勝2分2敗で7位につける鹿児島ユナイテッドFCは、下位・10位の藤枝MYFCと対戦。前半は、共に初先発となった右サイドの三宅やボランチの八反田を中心に、パパス監督が目指すテンポのいいパス回しのサッカーで完全にペースを握ったユナイテッドFC。しかし、中々ゴールネットを揺らせない上に、雷で二度の中断を強いられる難しい展開となります。

両チーム無得点で迎えた後半。積極的にフレッシュな選手を投入した藤枝が立ち上がりに主導権を握りますが、ユナイテッドFCは、リーグ戦初先発となったGK白坂が好セーブを連発。それでも、後半30分にはクロスボールから先制点を許してしまいます。すると、傾いた流れを変えられずに終盤は立て続けに失点。
中断時間も含め4時間を越えた試合に0対3で敗れ、リーグ戦初の連敗。順位を落としました。

試合を通していい動きを見せた三宅海斗選手は「何回もチャンスを作ってこちらのペースだった。決め切れば、試合が終わったかもしれない。決め切れなかったことが反省点です。」と悔しさを隠しませんでした。
また、再三好セーブを見せたGKの白坂楓馬選手は失点シーンを悔やんだ上で「中断になっても帰らずに最後まで応援して頂けたのは鹿児島のサポーターの愛を感じた。だからこそ結果で応えないといけないと思った。次のゲームは勝てるようチーム一丸となってやっていきたい。」と前を向きました。

鹿児島ユナイテッドFCの次の試合は天皇杯。5月23日(日)に南さつま市で長崎代表と戦います。
またリーグ戦の次節・第9節は5月30日。アウェーでAC長野パルセイロと対戦します。

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