県代表はユナイテッドFC 天皇杯サッカー
サッカー日本一を決める「天皇杯」の鹿児島県代表を決める戦いが5月9日に鹿児島市で行われ、先制に成功した鹿児島ユナイテッドFCが3対0で鹿屋体育大学を制し、県代表に決まりました。
白波スタジアムで行われた「第36回 鹿児島県サッカー選手権大会決勝戦」は、サッカー日本一を決める天皇杯の県代表決定戦を兼ねています。
試合は、J3に所属しスパーシードで決勝から登場の鹿児島ユナイテッドFCと、前年度優勝で、準決勝から登場した鹿屋体育大学との対戦。立ち上がり鹿屋体大のプレスに苦戦したユナイテッドFCでしたが、徐々にパスが回るようになると、前半40分に右サイドで相手ボールを奪った三宅が速いグラウンダーのパスをゴール前に入れ、最後は薗田がさわりユナイテッドFCが先制します。
1点を追いかける鹿屋体大は、後半スタートから選手を入れ替え攻勢に出ますが、逆に、その裏をついたユナイテッドFCが13分には三宅の左足の技ありの一発で。15分には左サイドを突破した米澤から中央の薗田につながり3対0とリードを広げます。終盤、鹿屋体大がゴールに迫る場面もありましたが格上のユナイテッドFCが決定機を作らせずそのまま勝利。鹿児島県サッカー選手権優勝で県代表の座をつかみました。
鹿児島ユナイテッドFCは、5月23日に南さつま市で行われる天皇杯1回戦で、長崎代表と対戦します。