鹿児島レブナイズにB2クラブライセンス交付
鹿児島レブナイズに5シーズンぶりにB2クラブライセンスが交付です。
プロバスケットボールBリーグは4月28日にオンラインで記者会見を行い、2021-22シーズンのクラブライセンス判定結果を発表しました。
B3リーグに所属する鹿児島レブナイズはB2クラブライセンスを申請していましたが、28日に行われた理事会で、鹿児島レブナイズは「施設基準、財務基準を含む全ての審査基準においてB2基準を充足している」としてB2ライセンス交付が決定しました。
レブナイズは2016-17シーズンはB2に所属していましたが、その後クラブ運営に行き詰まってライセンスが不交付になり、この4シーズンB3リーグで戦っています。
レブナイズへのB2ライセンス交付は実に5シーズンぶりで、今後成績要件などを満たせばB2に昇格することができます。
今シーズン終了後のB2昇格はありませんが、来シーズン終了後には2クラブがB2へ自動昇格になります。
ライセンス交付を受けてレブナイズはオンラインで会見を行い、来シーズンの売り上げ見込みがすでにB2ライセンス基準である「1億円以上」を見込んでいると発表。来シーズンに向けてのチーム編成も前倒しで動き始めているということです。
中村剛社長は「『鹿児島に愛されるクラブになる』というミッションのもと、新体制となって1か月。当初の計画より早くB2ライセンスを取得できたことを嬉しく感じる。胸を張って『B2に昇格することができる』クラブになるため努める」とコメント。
鮫島和人ヘッドコーチ兼選手は「4シーズン前の経営難でB3に降格してから、またB2に戻りたい一心で戦ってきた。当時から継続して所属する林、松崎両選手がいなければ今活動を続けることはできていないと思う。しっかり結果を残して、来シーズン後に昇格できるように戦う」と話しました。
今シーズンのB3リーグは終盤戦に突入。11チーム中9位のレブナイズは29日と30日に9位金沢とアウェーで対戦します。