レブナイズ 鮫島俊秀ヘッドコーチラストゲーム勝利 最下位脱出
バスケットボールB3リーグ11チーム中最下位の鹿児島レブナイズは4月17日と18日、ホーム西原商会アリーナで9位金沢を迎え撃ちました。
両日ともに満員となった会場のブースターの応援を受けて、勝利への執念を見せたレブナイズの選手たち。
成績不振により今節限りでの解任が決まっていた鮫島俊秀ヘッドコーチのラストゲームを飾ろうと躍動します。
17日の第1戦。前半で21点のリードを許しますが、第3クォーターに連続11得点などで一気に同点に追いつきます。
83-84と1点ビハインドで迎えた終盤。ディクソンが残り6秒でシュートを放ちますが、惜しくもリングに嫌われ逆転ならず。83-86で敗れました。
翌18日の第2戦も前半は7点のリードを許します。
しかし第4クォーター残り5分を切ったところで赤塚がゴール下からねじ込み2点差とすると、残り1分36秒のディクソンのバスケットカウントでついに逆転。終了間際には鮫島のフローターシュートで突き放し、87-82で勝って、連敗は14でストップ。満員のブースターと鮫島HCの喜びが爆発する勝利となりました。
試合後に行われたセレモニーで鮫島俊秀HCは『経営難を支えてくださった方々のおかげで続けてこられた。今回解任ということで最初は胸が騒いだが、練習に行くとエナジーやアイデアなどいろんなものが湧いてきた。自分がやってきたことはもう選手たちの中に入っていて嬉しかった。新しいオーナーが全てを新しくするチャンスをくれた。ワクワクする。勝利で終われたのは最高。』とあいさつしました。
なお後任のHCは鮫島和人選手が兼任します。
最下位脱出で10位浮上のレブナイズ。次の試合は4月29日と30日に金沢とアウェーで再戦します。
【GAME1 4月17日】
●鹿児島 19 15 29 20 | 83
○金沢 28 27 8 23 | 86
#22 ディクソン:20得点
#12 藤田:14得点
#15 濱田:14得点
#35 ディオップ:9得点・16リバウンド
【GAME2 4月18日】
○鹿児島 18 17 25 27 | 87
●金沢 15 27 24 16 | 82
#35 ディオップ:15得点・11リバウンド
#5 鮫島:15得点・6アシスト
#22 ディクソン:13得点
#15 濱田:10得点・7アシスト
#12 藤田:10得点
≪B3リーグ 2020-21シーズン 順位表≫(4月11日現在)
1 東京EX 20勝4敗
2 岡山 21勝5敗
3 岩手 18勝6敗
4 アイシンAW 18勝6敗
5 静岡 18勝8敗
6 豊田合成 14勝12敗
7 岐阜 10勝16敗
8 金沢 7勝19敗
9 八王子 5勝17敗
10 鹿児島 4勝22敗
11 埼玉 3勝23敗